イヤホンを外して、スマホを持たずに走ったら。
最近、朝起きて、眠い目をこすりながら水を一杯飲んで、ゆっくり30分くらい走るのが気持ち良くて。
正確に言うと、走る前はものすごく嫌で、走っている最中も苦しくなって嫌になり、走り終わって「ああ、なんかオレ、頑張ったわ～」と自己肯定感が上がり、シャワーをしてスッキリすることが気持ち良いんです。
その気持ち良さと、布団から出るときの「あと5分だけ寝てからにしよう」「疲れているからやめようかな」という葛藤は常にあります。
が、体を動かした日と動かさない日のパフォーマンスは明らかに違うので、週に2、3日は実施しています。
で、いつも走るときは、イヤホンを耳にして音楽やオーディオブックを聞きながら、腕時計とスマホを持って、タイムを気にしています。
しかし、それも面倒なので、あるとき何も持たずに走ることにしました。
すると、ちょっとした発見があったんです。
まず、鳥の声がやたら聞こえてくるんです。
ボクの走るコースは、家から住宅街を抜けて、大きめの公園まで行って戻ってくるものです。
いつもイヤホンをしているので気が付かなかったんですが、公園の中を走っていると、いろんな鳥の声が聞こえます。
その声が、とてもリフレッシュできる音色なんですね。
さらに、走りながら腕時計に目をやっていた代わりに、公園の景色に目をやると、いろいろな発見があります。
例えば、目に入ってくる緑の色。
緑といっても、濃い緑、薄い緑、透けて見える緑などものすごくたくさんの色があるものだと。
他にもいろいろな花が咲いて、たくさんの色があったことにも気がつくわけです。
そうした自然の音や色を見たから、どうなるってわけではありませんが、個人的には、最近「あれもこれもやらないと！」と思うことも多くて、視界が狭くなっていたからなのか、何も考えずに、目に入ってくる景色、耳に入ってくる音を聞くだけで、こんなにもリフレッシュできるものなんだと感じました。
たまには、何も持たずに走るというのも、良いものです。
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