新しいツールを導入して、任せる仕事を見極める。
コミュニケーションツールとして、新しいツールを入れました。
そうしたとき、導入したチームのメンバーの反応は二つに分かれます。
一つ目のチームは、最低限のことしかやらない人。
新しいツールなので、どうやって使えばいいかわからないし、ルールも決まっていないから、何か言われるまで使わなくていいや、という人たちです。
良い意味で慎重派ですし、みんなが使ってから使い始めるので、つまずくポイントもわかった上で使うので効率的ですよね。
しかし、自ら動くわけではないので、決められたことを決められた通りやる、ルールを守る側のグループに属します。
二つ目は、どんどん使ってみる人。
新しいツールだからこそ、触ってみなければわからない。だから、どんどん触ってみよう!という人たちです。
とりあえず、表示されているボタンを全部押してみて、どんなことができるのかを知ろうとします。
そして、他の人を巻き込んで、いろいろと試してみるんです。
多くの失敗もしますが、失敗するがゆえに使い方を覚えるスピードがものすごく速いわけです。
そして、新しいツールの使い方を提案してきて、ルールを作る側に属します。
これは、どちらが良い悪いではありません。
ただ、これで任せる仕事、仕事の任せ方を見分けることができます。
一つ目のタイプの人は、任せられたことをキチンとこなす人。
決められたことを決められた通りにすることが得意なので、前提やプロセスをキチンと説明することで、仕事をスムーズに任せることができます。
逆に言うと、イレギュラーな対応やザックリと頼むことはできません。
二つ目のタイプのどんどん使ってみる人には、目的を伝えて、やってはいけないラインだけを決めて、丸投げしてもOK。
自分で考えて、自分で進めることができます。
失敗してもあまり気にせずに、ゴールに向かって突き進みます。
抜け漏れも多いので、チェックは必要になりますが、突進力は抜群です。
こんな感じで新しいツールを入れた時の反応で、そうしたタイプを見分けることができます。
他にも、普段の仕事の取り組み方で、メンバーのタイプを見極められます。
そうしたメンバーそれぞれの特性をつかんで、任せる仕事を考え、チームでのパフォーマンスを上げることがリーダーして大切なことです。
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