【マーケ部勉強会】変化をつかみ、困り事や欲求を予測する。
【マーケ部勉強会】シリーズ。
マーケティング部でボクが新人に説明しているネタを元に、”マーケティング”の全体像と自分の仕事で活用するためのアイデアをできるだけわかりやすくかみ砕いて説明するシリーズ。
(ただ、ボクはマーケティングについてアカデミックに学んだことはなく、営業→EC制作→オムニチャネル戦略構築→マーケティングの仕事の中で身に着けた現場感覚のマーケティングとなるので、「おいおい、教科書にはこう書いてあるぞ」とか、「その理論は解釈が違う」といったことも多々あるので、そこはご了承くださいね。)
今回は、「変化をつかむと変化による困り事、欲求をつかむ」について。
昨日のブログで書いたように、ボクの中ではマーケティングの仕事を大きく10個に分けています。
- 変化をつかむ
- 変化による困り事、欲求をつかむ
- 困り事、欲求の解決策をつくる
- 困り事、欲求を持っている人をSTPする
- 解決策を4Pで整理する
- 利益構造の確認
- 買いたくなる仕組みを組み立てる
- DCAP
- 業務フローや仕組みの改善、改革
- 次の変化を生む、つかむ
その中の、一番最初のところです。
世の中は、常に変化しています。
今はこのような状況で、働き方や価値観、お金の流れが大きく変化をしています。
ボクの仕事の関連でいうと、飲食店がテイクアウトに取り組む流れ、7月から始まるレジ袋有料化の制度による変化があります。
ミクロで見れば、息子が高校生になったという変化があり、娘が一緒にお風呂に入ってくれなくなった変化があり、自分の体脂肪が増えてしまった変化があり、新しい人やコミュニティに出会ったという変化があり、新しいカフェがオープンしたという変化があり、自分の中での今後の生き方に対する気持ちの変化もあります。
こう考えると、身の回りは変化だらけですね。
ただ、こうした変化を「ああ、世の中変化しているなぁ」で終わらせてしまっては、マーケティング部の仕事は務まりません。
マーケティング部の仕事は、マーケットを創ること。
大きな変化から小さな変化まで、変化を起点に困り事や欲求が生まれます。
ビジネスは困り事の解決ですから、困り事に対して解決策を提供することで、そこにマーケットが創れるわけです。
ということは、マーケティング部ならば、大きな変化から、ちょっとした変化をつかんで、そこから生まれる困り事や欲求の仮説を立てて、解決策をつくるならどんなことが提供できるんだろうなということを考える習慣を持つと良いと思います。
・・・って言いながら、自分もそうした感覚と習慣を身につけられるように日々鍛錬中です。
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