信念やこだわりを持つのは良いけど、助言や指摘に対しての言動には注意した方が良い。
仕事をする上では、他の人からの指摘や助言は、ものすごくありがたいもの。
ただ、一方で他人からの指摘や助言は、あまり気分の良いものではないのも事実。
しかし、他人からの指摘や助言に対しての言動が、その人の未来を決めます。
友人からこんな話を聞きました。
友人は、WEB制作の会社に勤めていて、中途採用で入社したAさんを採用しました。
Aさんに早速あるWEBページの仕事を依頼しました。
Aさんは、Aさんなりに一生懸命こなすわけですが、その仕事の進め方がちょっと強引。
さらに、仕上がったものに対して「こうした方が良い」と指摘をすると、「最初に言ってくれないと、手戻りが起きてしまうからできません。」と素直に聞き入れないそうで。
話しを聞くと、どうやらAさんは完璧主義で、自分のやることに対して絶対の自信を持っていて、周りからの指摘や助言をシャットダウンするタイプだったようです。
確かに、自分が自信を持って取り組んでいる仕事に対して、横から「あーだこーだ」言われたら嫌な気持ちになるのも理解できます。
さらに、仕上げたものに対して、後から「これはこうした方が良い」などと言われるのは、ダメ出しされているようでムッとするのもわからなくはないです。
しかし、Aさんのような言動をしたら、周りの人はどうでしょう?
今後の仕事の広がりや、よりスムーズな仕事の進め方を伝えているにも関わらず、自分のやり方に固執してしまっているわけです。
もちろん、こだわりや信念を持って仕事をすることは大切です。
ただ、仕事は人と人の間にあることを忘れてしまい、信念やこだわりを盾にして他人の助言や指摘を聞き入れない態度は、自分の未来を狭めます。
友人は「せっかく高い能力をもっているのに。。。」と思いつつも仕方なく、それ以降、波風を立てるのが面倒なので、大人の対応として、Aさんと一定の距離を置き、指摘も助言もせず、重要な仕事は頼まず、誰でもできるルーティンワークのみを任せるようになったそうです。
プライドが高い、助言や指摘を聞き入れないというのは、本当にもったいないことだと思います。
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