ビジネスには数字だけで見えない部分もあるけど、数字で考える部分を理解しよう。
ビジネスで数字に弱いと、致命傷になりかねません。
「よく数字で考えよう」というと、「数字だけでは、わからないこともたくさんある」という人がいます。
そう、おっしゃる通りで、ビジネスでは、数字に見えないこともたくさんありますし、それが成果に大きく関わることもよくある話です。
だからと言って、数字で考えなくて良いかといえば、そんなことはありませんよね。
先日、こんな話がありました。
仮に、売上が年間1000万円上がったけど、20万円の赤字だったとしましょう。
そんな状態なのに、「よし頑張って、もっと売ろう!」と言われたらどうでしょう?
もちろん売上を上げることは大事ですが、なんで赤字なのかを考える必要があります。
例えば、単価1,000円で1個売ると100円儲かる商品があったとしましょう。
この商品を10,000個売ったら売上1000万円で、利益は100万円です。
ただ、実はこの商品、出荷すると送料が120円かかっていました。
にも関わらず、赤字だから頑張って売ろう!となり、本当に頑張って頑張って2倍売ったら売上2000万円になり、利益は200万円です。
やったーと思うのも束の間、1個出荷するのに120円かかっているので、せっかく頑張ったのに40万円の赤字に膨れ上がりました。
頑張るのは良いですが、頑張れば頑張るほど赤字が膨れていきます。
当たり前の話しです。
しかし、こうした数字を見ないで、頑張ろうとする人もいるんですね。
もちろん、数字だけで判断ができない部分があることは、重々理解しています。
ただ、数字で考えなければいけない部分もたくさんあります。
せっかくの頑張りを成果につなげるには、「数字だけ考えて判断はしないけど、数字で見える部分はきちんと向き合おう。」ってことです。
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