ビジネスの会議資料をわかりやすくつくるには?
会社というところは、会議のための資料作成を当たり前のように行っています。
「資料なんて紙がもったいないし、ムダになるからいらないのに。」と思うこともありますが、資料があるおかげで会議がスムーズに進むこともあります。
会議をスムーズに進められる資料と、ムダだと感じる資料、その違いはどこにあるのでしょう?
そもそも、会議や打ち合わせとは何のためにやるのでしょう?
それは、未来のために意思決定をするためです。
言い換えると、現状報告や気合注入みたいな類のものもありますが、そこで何も決まらず、何も行動に落とし込んでいない会議や打合せは、何の生産性もないということです。
そして、当たり前ですが、資料を発表するために会議があるわけではなく、会議で意思決定をするために資料があるんです。
会社の会議だと、自分がいかにたくさんのことを調べたとか、見せ方にこだわりを持つことでアピールすることも時によっては必要です。
しかし、アピールしたい気持ちはわかりますが、自分の伝えたいことをひたすら盛り込んで、見せ方に一生懸命になっても、その多くはムダであり、相手にとってはわかりにくくなってしまうんですね。
では、わかりやすい資料の構造は、どうなっているのでしょう?
- 目的、目標の確認
- 現状
- 目標に対する予測
- ギャップ
- ギャップを埋めるアイデア
- アイデア毎の課題
- 決定したい事項
が、順序良く、シンプルにすっきりと書かれています。
ボクもその昔、先輩から「お前の資料は、わかりにくい!」と言われていましたが、自分の伝えたいことばかりを書いて、きちんと構造を考えてつくっていなかったことを思い出しました。
そして、しっかりとした構造ができたら、見せ方を工夫するの順序が良いと思います。
たかが資料、されど資料。
資料の目的や構造を考えることは、ビジネスの基本なのかもしれません。
●「マーケティングに興味あるけど、どこから手をつければいいの?」と思ったらお声掛けください●
*あなたに必要なマーケティング戦略を一緒に描くサービスです!
↓Kindleで本を出版してみました↓