頑張らない仕組みをつくるために頑張る。
システム的な発想がなければ、いつまで経っても楽になりません。
以前、とあるスーパーの幹部と「バックオフィスの大切さ」について話したことがありました。
「売上を上げるために、売上に直結する売り場の改善はもちろん大切。けど、搬入口やバックヤードの作業効率化、そして売り場を支える店員を盛り上げる仕組みはもっと大切だよね。」という内容です。
どうやら多くの場合、売上を上げるための施策を重要視する会社は多いようです。
例えば、売上を上げるためにセールをするとか、売場の改善とか、チラシを撒くとか、キャンペーンをするとか、トップライン(売上)に対して効果のある目に見えることの方が重要視されやすいということです。
しかし、ビジネスを考えるとするならば、売上には直結していないように見えるバックヤードや動線設計、現場力を引き出す仕組みの改善の方も大事です。
で、実は、優先順位をつけるとしたら、売上に直結していない部分の方が重要であるということです。
ダイエットで言うならば、倒れるくらい運動をするとメチャクチャ頑張った感を持つことはできますが、実は食事をキチンと改善する方が効果は高いのと同じような考えです。
成果を出すには、システム(仕組み)発想が重要です。
売上に直結しない部分だからと言って切り捨てたり、改善を後回しにするのではなく、有機的に結びついていることを意識して考えること、システム(仕組み)という土台を作った上で拡散をする方が、成果につながりやすいと考えることが大切です。
つまりは、頑張らなくても成果が出るシステムをつくるために頑張りたいものです。
さて、今期も頑張らなくても成果が出るシステムをつくることを頑張ろうと思います。
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