100億円を目指しなさいと言われても。。。
目標が大きくなると、今までのやり方をガサッと見直さなければなりません。
先日、会社の会議でお偉いさんに「そんなちっぽけな話ではなくて、もっと100億とか目指しなさい。」と言われました。
その瞬間、「・・・へ?」と思ったボク。
100億円の15分の1から、何とか5分の1まで伸ばしてヒイヒイ言っているのに、そこからさらに5倍って、、、どんだけ~といった感じです。
だって、理屈で言っても無理な話。
例えば、飲食店で言うなら、客席50席のお店で、客単価1,000円とすると、1日で満席状態を5回転の250人を回して25万円、年中無休で営業して、年間で1億円いかないくらい。
それを「100億円にしよう!」と言われるようなものです。
1億円を100億円にしようと思って、客単価を上げたり、回転数を上げるにも限界があるので、そのお店の席数では現実的ではありません。
何か他の施策を打たない限り、100億円は到底達成できませんよね。
そういうことなんです。
なので、「いやいや、それは無理でしょ」と考えてしまったわけです。
しかしここで、そう考えるのは思考の怠慢。
周りのメンバーからも「絶対に無理だ」という正当な理由を100個くらい並べられて「うん、ムリだよな」と考える中、一方で「それではマーケティング部の仕事にはならない」と思考を切り替えました。
半ば無理やりですが、「いやいや、どんな方法があるか考えてみよう」と頭の中の言葉を変換するわけです。
そうすると、「ムリ」と言っているのは、今の仕組みや前提で考えているから無理だということに気づきます。
とするならば、今の延長線上ではなく、他の方法で達成すればいいだけの話。
そう考えると、希望の光が見えてきますよね。
だって、そもそもの前提を変えてしまえばいいわけですから。
今までの枠組みを超えて、理想の未来を描く。
ここはワクワクしますが、それを実現することはまらいばらの道。
ただ、そういう道こそがおもしろいというものです。
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