マーケティングオートメーションを選ぶときの観点。

投稿者: | 2020年3月15日

マーケティングオートメーションを選ぶときの観点。

マーケティングオートメーションを導入するとき、どんなことに注意をすればいいのでしょう。

自分の仕事領域でもあるのでまとめておこうと思いました。

よくある教科書的なことではなく、現場感を踏まえたあくまで個人的な考えなのでご注意を。

 

マーケティングオートメーションの界隈で良く聞く困り事は、「使いこなせていない。」というもの。

「使いこなせていない」というのは、やりたいことや期待する結果が曖昧だったりもしますが、多くの場合、業者さん任せで導入したものの、現場が理解せず、PDCAが回せず、チューニングもできず、結局ほったらかしになっている状態。

そういう会社さんが、マーケティングオートメーションを切り替えるときに、どんな点に注意すると良いのでしょう?

イメージとしては、5億円~10億円くらいの年商のイメージです。

自分たちは、何をやりたいのか?

まずは、これ。自分たちは、どんなことをしたくて、どんな戦略を持ち、誰に、何を、どういって価値提供するのか、そのためにどんな施策を打ちたいのかを整理することです。ラーメン屋さんをしたいのに、パン焼き機を選ぶようなことはしないように、自分たちの中で、何をしたいのかを整理することから始めましょう。

国産。

自分たちの場合は、国産のツールが良いと思います。なぜなら、メンバーのほとんどが英語が使えないから(笑)。さらに、外資のツールはツールとしては優れていますが、日本の商売の細かいことは理解していないので、痒い所に手が届かない部分がちょいちょいあります。なので、わかりやすい国産が良いと思ってます。

ベンダーをはさまない。

ツールとしては最高のものでも、実際に構築や設定、その後のフォローをしてくれるのためにベンダーさんが入るケースが多いです。これが厄介で、最高のツールでも、それを自分たちで活用できるかできないかは、ベンダーさんによってしまうんですね。ボクにも、そういう経験があります。なので、自分たちでつくって、自分たちで売って、自分たちで保守できる会社のツールが良いと思っています。

専門的な知識が不要。

ツールを扱うときに、専門的な知識が必要になると、自分たちでは手に負えません。例えば、SQLを書かないと使えないと、なかなかハードルは高いです。中長期で見たら、そうした人材を育てることも大切ですが、まずはそうした知識がなくとも使えるツールが良いと思います。

ユーザー間で情報交換ができる。

実際に使っているユーザー同士で、情報交換ができる場を提供している会社のツールは、安心感があります。他の会社の生の事例を知ることができるし、自分たちの情報も役立ててもらうことができますので、ひとつのポイントだと思います。

ひとつのツールで完結。

データを溜める場所、分析をするツール、セグメントするツール、配信するツールなどがいろいろな会社のツールを連携して使う製品だと、ちょいちょい不具合があったり、面倒なことがあります。なので、すべてがひとつの会社で一気通貫でできるツールが良いと思っています。

拡張性がある。

マーケティングオートメーションも日々進化しているので、メールを配信するだけでなく、データを溜めたり、高度な分析ができたり、それを見やすいカタチで表現してくれて、いろんなチャネルでの配信やコールセンターでの活用までできてしまいます。そうしたカタチで拡張していく思想をもっているツールが良いと思います。

担当者や会社の雰囲気が合う。

仕事は、人と人の間にあるので、やはり担当者や相手の会社の雰囲気が自分たちと合う合わないは重要な観点です。いくら製品が良くても、担当者が社内的な調整ができないようでは、せっかくのツールも台無しです。

予算感が合う。

当然ですが、予算感が合うものでなければいけません。課金方法も様々なので、キチンと自分たちの戦略や中長期の目標に合わせて、採算の合う課金方法であるツールを選ぶことが大切だと思います。

 

ということで、マーケティングオートメーションを選ぶ観点として参考にしてみてはいかがでしょう。

個人的におススメなのは、、、お問合せください。

 

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