「好きなことを仕事にする」とは耳障りの良い言葉だけど、実際どうしたらいいのか。
複業をするにあたって、よく「好きなことを仕事にしよう!」と言われます。
サラリーマンとして日々の仕事に疲れているボクのような人には、とても耳障りの良い言葉で、ついつい惹かれます。
しかし、本当に「好きなことを仕事」にできるものなのでしょうか?
仮にできるとしたら、「好きなことを仕事にする」にはどうしたら良いのでしょう?
個人的にするとした場合、その手順を考えてみました。
まず、そもそも好きなことを探しましょう。
「好きなことってなんですか?」と聞かれて、すぐに答えられない人もいます。答えられない人は、まず好きなことを探しましょう。ひとつ気をつけたいのは、世の中で言われていることに流されて、好きなことを決めるのはよくありません。
恋愛に例えるならば、「高収入、高学歴、高身長で性格良くて」みたいな世間で言う条件が揃っていることを、好きな人と勘違いするようなもの。
恋愛でいうなら、誰がなんと言おうと好きなものは好き、っていう感情があることが大切で、その上で、ある程度の条件がついてくるわけで、条件から考えるとちょっと悲しいことになる可能性が高いわけです。
次に、好きなことをどうやって仕事にするかを考えてみましょう。
「仕事になる」とは、どういうことなのでしょう?
マーケティング的に考えると、ニーズをつかんで、PESTやら、SWOTやら、STPやら、いろんなフレームワークを使って考え出す人もいますが、ここはもっとシンプルに考えてみます。
好きなことを仕事にするには、4つの条件があると思います。
- テーマ
- 環境問題
- 作業内容
- リターン
例えば、ここでは、自分が好きなことがざっくりと「料理」だとしましょう。
1つ目の【テーマ】。
好きなことが「料理」と言っても、かなり幅広いです。家庭でつくる時短料理を考えるのが好きなのか、居酒屋のメニューを開発したいのか、料理といってもいろんなテーマがあります。まずは、自分の好きなテーマを整理することが大切です。
二つ目の【環境問題】。
料理に関するテーマで、価値を提供しようとしたときに、どんな人たちと、どんなカタチで関わっていきたいか、を整理した方がいいです。どんなに好きなことでも、関わる人が嫌だと仕事にはなりません。よく「どんな仕事をするかより、どんな人と仕事をするかが大切だ!」といいますが、環境問題は大切です。
三つ目の【作業内容】。
実際に仕事としての作業の内容が、きちっとできるのか、できないのか。料理をつくるのは好きだけど、メニュー開発が大嫌いだと、メニュー開発は他の人に頼む必要があります。なので、好きなことでも、実際の作業で嫌いなことが無いかを確認しておくことが必要です。
4つ目の【リターン】。
好きなことだし、何でも経験だから、とにかくやり続けるというのもわかりますが、きちんとリターンがあることが大事です。リターンとは、単に収入だけでなく、料理のテーマの中で価値を提供して、相手が喜ぶ顔が見たいとか、健康な生活を支援するとか、どういったリターンを得ることが自分にとって嬉しいことなのかを明確にしておくことが必要です。
・・・と言いながら、自分は、自分の好きなことを仕事にすることはできているのかといえば、、、道半ばです。
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