ライバル(競合他社)は、そこだけじゃない。
ラーメン屋さんの競合は、道を挟んだ向こう側のラーメン屋さんなのでしょうか?
競合というと。
「「ライバル(競合)」はどこですか?」と聞かれたら、多くの場合、自分と同じ業種業態をイメージします。
ラーメン屋さんならば、道を挟んだ向こう側のラーメン屋さん。
カフェならば、同じ通りの並びにあるカフェ。
吉野家なら、松屋。
といったことを想像します。
なので、「ライバル競合のラーメン屋には、メニューがあるから、ウチもこんなメニューをつくろう!」みたいな発想になります。
他にもある競合。
しかし、自分たちの競合は、本当に道を挟んだ向こう側のラーメン屋さんなのでしょうか?
実は、もう少し視野を広げてみると。
競合を「ラーメン屋」ではなく、「ランチ」というニーズで括ると、道を挟んだ向こう側のラーメン屋さんだけではなく、隣の定食屋さんも、裏側のカレー屋さんも、すべてが競合になりますし、もっと広げて考えると弁当屋さんもそうだし、もっともっと言うと、弁当を作って持ってくるために弁当容器を提案している雑貨屋さんも競合になります。
自分のビジネスの周りを眺めてみる。
何が言いたいかと言えば、自分のライバルは、ラーメン屋さんだけではないよ、ということです。
会社帰りのサラリーマンを対象にしたセミナーをするならば、ライバルは他のセミナーではなく、飲み会かもしれないし、封切りされたばかりの映画かもしれないし、フィットネスかもしれません。
自分のビジネスの周りを広い視野で眺めてみると、いろいろなニーズやライバルが見えて、新しい要素を付け加えて、今までよりも高い価値を提供できたり、新しいマーケットにアプローチできるかもしれません。
なんでこんなことを考えたかというと、ヨメから「付き合い始めた頃のデートで、あんたに「どうしても見たいドラマがあるから帰る」と言われて、私のライバルは他の子ではなくてドラマだと思った」という思い出話をされたので。
う~ん、そんなことあったかな。
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