否定から入るか、肯定から入るか。
先日、みなさまにとってはどうでもよいことから学びを得ました。
伊藤英明に似ている。
話は、遡ること3年ほど前の忘年会での会社の部下の子の一言から始まります。
「伊藤英明に似てますよね。」
「・・・え!?伊藤英明?」
今まで、キリンとか、フランケンシュタインとか、カールおじさんとか、まあ美味しいと言えば美味しいですが、「この感覚、芸能人に似ていると言われるのは、こんなにも気分が良いものなんだ~マジ最高!これで、オレにもモテ期が来るのか!」と感じたわけです。
そうは言っても、その嬉しさを全面に出すのはちょっとカッコ悪いわけで、サラッと流したんです。
ヨメに話すと全力で否定された。
で、そんな三年前の出来事から時間が経ち、先日ドラマで伊藤英明が坊主役で出演しているらしく、またしても「伊藤英明に似ている!」と言われたんです。
気分が良くなって、それをヨメに言ったんですね。
すると、、、「・・・は?ぜっんぜん似てないし。ただのいびきがうるさいオジサンでしょ。」とバッサリ。
なかなか手厳しい返しに絶句し、そこで会話は終了しました。
否定から肯定はできないから、肯定から否定の順の方がいいかも。
以前、こんな話を聞きました。
人には、大きく分けて二つのタイプがいます。
ひとつは、何かに対して、肯定から入る人。
今回の例でいけば、「伊藤英明に似ている」といったときに、確かによく見たら耳たぶが似ているとか、髪型だけ似ているといったように、部分的にでも似ているところを探して、けれど全体的には似ていないといったり、部分的に似ているから確かに似ているよね、といった両方の着地ができるわけで、会話に幅が出ます。
もうひとつは、何かに対して、否定から入る人。
今回の件でいけば、ヨメのようにいきなり入口でバッサリ切ってしまうと、そこから先にいけないわけです。
それはそれでネタになりますけどね。
ま、もちろん、どちらが良い悪いではありませんが、否定から肯定という展開は難しいので、肯定から入りリスクを考えて否定をする展開をする方が良いのではないかと思う次第で。
例えば、仕事でも新しいことをしようとしたときに、できない理由から入れば当然できませんが、できたらおもしろいし、できるにはどうしたらいいかから考えて、その上でリスクを考えて、モノゴトを前に進める方が良いわけです。
ま、とりあえず、我が家では、ボクが伊藤英明には似ていないということで決着しました。
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