議論がかみ合わないのは、時間軸が違うから。
「議論がかみ合わない」理由は、見ている時間軸が違うからです。
見ている時間軸が違う。
仕事で「あの人は、なんであんなことを言うんだ?」といったケースがあります。
自分の仕事を一生懸命しているがゆえに、自分の思い通りにいかないことがあると「あの部署は、なんで理解してくれないんだ!」、「先週までこう言っていたのに、今週になったら違うことを言い出して困る!」、みたいなケースですね。
こうした理由の多くは、見ている時間軸が違うことにあります。
ある家庭の悲劇。
例えば、とある家庭に置き換えてみましょう。
週末の休みに、旦那が勉強会の予定を入れようとしました。
3年後、5年後を考えると、今のうちから勉強して準備をしておく必要があると考えたわけですね。
しかし、これがヨメの機嫌を損ねるわけです。
ヨメからすると、3年後、5年後のことよりも、まずは直近の週末のことが何より大事。
子供とでかけたり、美味しいものを食べたり、買い物に出かけることの方が重要なわけです。
そして、旦那からすると「なんで理解できないんだ」となり、ヨメからすると「なんで理解できないの?」となり、ケンカに発展するわけです。
相手の時間軸を理解して話をする。
この家庭の場合、どちらが良い悪いではありません。
旦那は、3年後、5年後を考えて、モノゴトを言っています。
ヨメは、目の前のことを考えて、モノゴトを言っています。
どちらも、正しいことを言っています。
ただ、前提となる時間軸が違うがゆえにケンカになるんですね。
これは、仕事でも同じ。
相手の見ている時間軸と、自分が見ている時間軸が違うので、お互いに理解ができないわけです。
大きな時間の流れの中だと大したことのない変更も、今週来週までしか見ていない中での変更は困るわけです。
話合いをするときは、まず相手の時間軸を理解した上の話を切り出し、自分の時間軸に合わせた話をすることが上手くいく方法なのかもしれません。
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