甲子園を目指していない人には、それなりの熱量で接することが必要。
目指しているところが違うのに、努力をしていないことを責めるのはお互いに不幸になるのかもしれません。
会社は人材が命。
会社は、人材が命です。
ゆえに、人材を教育する必要があります。
教育とは、まとまった時間での研修や外部講習も必要ですが、それ以上に日々の仕事の中での指導やサポートが重要です。
ただ、その指導やサポートをするときに、相手のレベルを考える必要があります。
甲子園か、放課後のお遊びか。
例えば、高校球児。
高校球児の目標と言えば、甲子園です。
甲子園に出場し、優勝するために朝昼晩と厳しい練習をするわけです。
しかし、中には、単純に野球が好きだけど勉強の方が優先、体を動かすのに野球が一番良いと思って取り組んでいるけどバイトもやりたいという人もいます。
そういう甲子園を目指していない人に、「甲子園に出るための努力をしていないとはけしからん!」と言うのは、ちょっとおかしな話です。
高校球児の全てがすべて甲子園を目指しているわけでもなければ、高校野球をする人のすべてが甲子園を目指すことが正しいわけではありませんから、そのレベルにあった練習時間や内容で十分なわけです。
熱量の差があることを前提に。
仕事でも同じようなことがあります。
仕事に対するモチベーションや仕事観というのは、人それぞれ。
なので、成果を出したい人は、一人でも会社にいなくてもどんどんやります。
とりあえず給料をもらえればいいやと考える人は、プライベートと仕事をキチンと分けて、そこまで仕事に打ち込むことはありません。
いわば、甲子園を目指しているか、健康のために野球をしているかの違いです。
仕事なので、甲子園を目指して頑張ってほしいし、一緒に頑張りたいものですが、それは一人よがりの考え方なのかもしれないと思った次第で。
目標達成に対する熱量が大きい人もいれば、小さい人もいる。
小さい人には、最低限のことだけはこなしてもらう仕組みをつくり、熱量が高い人で目標を達成する仕組みを考える。
すべての人に同じモチベーションを持ってもらうのは無理なので、場合によっては、そういう割り切りが必要なのかもしれません。
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