計画をつくるときに大切なのは、改革と改善。
この時期、来年の計画をぼんやり考える人もいるでしょう(自分含む)。
そんな計画をつくるときに、2つの視点があると思っています。
事業の計画をつくるとき。
計画の立て方は、人それぞれあると思います。
ボクの場合、会社で事業の計画をつくるときの話でいうと、
- 目標数字を確認
- 目標数字を分解
- 分解した数字の目標をつくる
- その目標達成の期限をきる
- 達成するための行動計画をつくる
といった順番です。
とても大雑把ですが。
改善と改革という2つの視点。
こうした計画をつくるときに、【改善】と【改革】という2つの切口で考えるようにしています。
【改善】とは、今やっていることをより良くするイメージ。
今やっていること自体は正しいという前提で、やっていることをより良くするんです。
例えば、今やっているメールマーケティング自体は顧客にきちっと刺さる前提で、タイトルやクリエイティブを最適化しようとするイメージです。
時間軸でいくと比較的簡単に短く、売上のインパクトでいくと、110~120%くらいな感じで、ここは担当レベルで計画できる範囲です。
【改革】とは、そもそも今のカタチでは無理だから、新しいカタチをつくろう!というイメージです。
例えば、「そもそも今の品揃えでは、その売上目標はいかないから、品揃えをすべて見直そう」とか、「今のマーケットだけでは売上が上がらないから、他のマーケットへアプローチしよう」とか、時間軸でいうと比較的長く、売上のインパクトだと150%~200%くらいのイメージで、担当レベルではできません。
これらの【改善】と中長期の【改革】の視点をもって、計画をつくると自分の頭の中も整理できます。
自分の中の【改革】と【改善】。
自分自身の計画をつくるときにも使えます。
まずは、仮でも良いので、在りたい自分の姿を決める。
その目標に向かって、今の行動だけで良いか?
今の行動だけでは足りないならば、どんな【改革】をする必要があるのか?
その【改革】によって生まれたいろいろな問題や課題について、日々の【改善】を繰り返すためにどうするか?
そんな感じで【改革】と【改善】というふたつの切口を持って、俯瞰する高さを自分の中で調整しながら計画を整理すると、自分の中で腹落ちさせることができると思います。
今年もあと5日。
来年の目標を考えつつ、今年できることはとっとと手を付けようと思います。
最後までお読みいただきありがとうございます!
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