ありえないをブームにする。パクチーハウス佐谷さんの狂いっぷり。
ボクは一般的なサラリーマンで凡人ですが、サラリーマンとは程遠い感性を持った友人がいます。
その友人のプロジェクトを応援しています。
佐谷恭さんというオトコ。
キョウさんと出会ったのは、12年くらい前だったでしょうか。
三軒茶屋で開かれた、とある勉強会的な集まりの中に「頭のおかしい人がいるな~」と思ったのが最初です。
話してみると、「パクチーで世界を平和にする!」と言うんです。
「・・・???」と
うろ覚えですが、「パクチーは好き嫌いハッキリして、好きな人は好きな理由、嫌いな人は嫌いな理由を言い始め、結果的にパクチーを通じてコミュニケーションが生まれる。パクチーは、最高のコミュニケーションを起こす媒体なんだよね。そのパクチーで世界を平和にしたい。」と言っていました。
会社というコミュニティしか知らなかった自分は、言っている意味がよくわからず、逆にとても興味を持ち、ちょうど同い年の子供もいたので、いろんな話を聞かせてもらいました。
そんなキョウさんは、パクチー専門店のパクチーハウス東京をつくり、サハラマラソンを走ったり、北極マラソンのアジアチャンピオンになったり、シャルソンの創始者だし、今度は鋸南町でコミュニティを作り始めたり、その前にあのパクチー(ボクはパクチー大の苦手)をパクパク食べるわけで、凡人のボクからしたらやっぱり良い意味で「頭がおかしい」わけです。
パクチーで世界をハッピーに。
そんな彼の本、「ありえない」をブームにするつながりの仕事術: 世界初パクチー料理専門店を連日満員にできた理由 (絶版新書)。
一ページをめくったら、直筆で「パクチーで世界をハッピーに!」とのメッセージ。
内容は、パクチー専門店というだけでもおもしろいが、実際の店舗の経営状況が包み隠さず書かれていて、さらには商圏2万キロ、サハラ砂漠のマラソン、89キロというだけで南アフリカのコムラッズマラソンに参加したり、あまりにおもしろくて一気に最後まで読めました。
おもしろいというのは、自分の固定概念が良い意味で崩されていく感覚を味わえるから。
「・・・え?そんなことやるの??」って感じで、自分の考え方がものすごく小さいものだと気が付かせてくれます。
なりたい自分になったつもりで動こう。
巻末に、こうか書かれています。
「いい子」はフリだけでいい。自分が思い描く理想の世界がそこにある前提で、毎日の行動を勝手に変えてしまおう。
なるほど、なりたい姿があるのであれば、なったつもりで動けばいいということです。
もちろん、大前提として人それぞれ自分のシアワセのカタチがあり、突拍子もないことをすることをしようということではありません。
しかし、もし自分のシアワセから遠ざかっている感覚があるのであれば、少しだけでも毎日の行動のひとつからでも変えてみたら、良い方向へゴロっと動き出すかもしれません。
最後に何となく出版社を見たら、発行されたのは一緒にパクチーハウスに行ったことがあるソーシャルキャピタルの吉田さんだったんです。
細くともご縁がある方がつながっていることに、なにがあるわけでもありませんが、とてもワクワクしました。
最後までお読みいただきありがとうございます!
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