#794 仕事で成果を出す人の違いは、この力があるかないか。
みなさん、こんにちは。
とある美容院のAさんとBさん。
Aさん「いや~、こんなにたくさんの人が来てくれて、やることあり過ぎて、、、はあ、疲れた。」
Bさん「いや~、こんなにたくさんの人が来てくれて、楽しくて仕方ないっす。」
あなたなら、どちらの人に髪を切ってもらいたいですか?
仕事を楽しそうにしている。
仕事をお願いするときに、気をつけていることがあります。
それは、「その人が仕事をおもしろがっているかどうか」です。
ボクの担当の美容師さんは、笑顔がさわやかで、本当に楽しそうに仕事をしています。
ボクの髪をカットしてくれるときも、「いや~、ここの部分の刈り上げ具合、相当カッコよくできました~」と嬉しそうに話しながらやってくれます。その仕事への姿勢が素晴らしいなあと思い、誰かに紹介したり、「また切ってもらおうっと」となります。
料理をする人もそうです。楽しそうにやっている人と、義務感でやっている人、どちらの人に作ってもらいたいかは明白です。
何かを頼んだ時に、「いいっすよ、それでしたらいつまでにやっておきますね!」と嬉しそうに反応する人と、(それ面倒だ。。)とういうのが見え見えで「あ、はい、それ、いつまでにやればいいんですか?」と自分では気がついていないけど、顔や態度に出る人、どちらに仕事を頼みたいかは明らかです。
同じ仕事をしているのに、なぜ捉え方に差がつくのでしょうか?
おもしろがるのは、自分次第。
営業マンを見ていても、スタートラインは同じで、同じような仕事、同じようなスキルなのに、気がつけば大きく差が開いていることはよくあります。
これをいうと、前向きにとらえる人はその仕事の適性があって、後者のような後ろ向きな言動をする人には適性がないと思われがちですが、本当にそうなのでしょうか?
適性と言ってしまえばとても簡単なのですが、もう少し踏み込んで考えてみると「おもしろがる力」を持てるかどうかがポイントなのかなあと思います。
仕事がおもしろくないのは、よくわかります。面倒なこともたくさんあります。思い通りにいかないことなんて日常茶飯事です。
そうなると、「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ、はあ忙しい。」と言っている人は、なかなか余裕が作れず、気がつけば義務感だけで仕事をこなしてしまうことがよくあります。そして、結果的になかなか売上が上がらず、常にイライラしていて、心に余裕が無くなってしまう。。特に責任感が強い人はそういった傾向が強いように思います。
かと言って、「余裕を持とう!」と考えてみても、そう簡単にできるものでもありません。じゃあ一体どうしたらいいのでしょう。。
おもしろがる力のつけ方。
どうしたら「おもしろがれる」のかというと、地道に練習するしかないと思います。
今いっぱいいっぱいなことやつまらないことを、いきなり「おもしろがる」ことはできないし、ましてや「おもしろがり続ける」ことはできません。
しかし、それを少しでも「おもしろがる」工夫を考えてみて、さらに考え続けて、少しでも行動してみることが大切です。
さらに言うと、リーダー的存在な人は、それをサポートする環境を作ることが大切です。
いくらリーダーが「目の前の仕事をおもしろがれ!」と言ったところで、「は??」となります。そもそもリーダー自身が「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ、はあ忙しい。」といった言葉を発していないでしょうか?
メンバーが自ら「おもしろがる」を阻害してしまっていることに気がつくべきです。
これは、家庭や子育てでも同じです。
リーダー自身がどんな状況でもおもしろがっていれば、チームもきっとおもしろがることが当たり前になると思います。
自分自身も「おもしがる力」を発揮できる大きな器になって、チームや家庭を作っていきたいなあと思った月曜日です。
★近況報告★
今日は、午前中MTG。午後は、効果測定&戦略見直し。
1日1新:渋谷無印カフェ。
1D1A:チームスケジュール見直し。
今日も一日感謝です。