マーケティング部の仕事は、プロセスの設計と数字の改善。
嬉しいことに、新入社員の中でマーケティング部希望の人が多いとのこと。
みなさん、マーケティングの仕事に対して、どんなイメージを持ってくれているのでしょうか。
マーケティング部のイメージ。
新入社員のマーケティング部のイメージというと、市場調査をしたり、ユーザーインタビューをして、企画を考えて、広告を出したり、クリエイティブを製作したり、ちょっとだけ華やかなイメージを持ってくれている感じがします。
しかし、実際はとても地味。
『WEBマーケティング』や『デジタルマーケティング』という言葉はカッコ良く聞こえますが、それをするためには、とても地味な作業が必要です。
WEBマーケティングでSEO施策を施すためには、地道なキーワードのチューニングやサイト構造の修正をチクチクやりますし、デジタルマーケティングをするには、顧客を理解し、商品を理解し、最適な解をつくるために日々PDCAを回します。
奇をてらったような企画をする必要はなく、仮説を立ててひとつひとつ地道に改善していくことが大事なので、華やかなイメージとは異なるかもしれません。
マーケティングってなんだろ。
そもそも、マーケティングというと、人それぞれイメージが異なります。
ボクたちの中でのマーケティング部の中でのマーケティングと言えば、市場の創造、つまりは顧客の創造です。
少し掘り下げると、マーケティングはとは『売れる仕組み』であり、『選ばれ続ける仕組み』をつくることです。
広告のクリエイティブやら、おもしろいキャンペーン企画という部分的なことだけを見て、「ああ、マーケティングっておもしろそう!」と思ってくれるのは良いんですが、まずはマーケティングの根本的な概念を理解してもらう必要があります。
マーケティングはプロセスの設計と数字の改善。
その上で、実際に『売れる仕組み』、『選ばれ続ける仕組み』をつくるためにどんな仕事をするのか。
それが、プロセスの設計と、プロセス毎に設定した数字の改善です。
プロセスとは、売上を上げるためのストーリーです。
どこから集客をしたらコスパが良くて、その内の何%が買ってくれて、客単価、利益が最大化されるのかみたいな数字を因数分解して、それぞれの部分で設定した数字を改善するために、確度の高い仮説を立てて検証することを繰り返すわけです。
「ここの部分を改善したら、全体にこんなインパクトがあって、そのためにこんなことをしたらお客さんが喜んでくれて、数字がこんな感じに変化するんだろうな。だから、ここに手を入れよう。手を入れるためのリソースは・・・」といったことを一気通貫で考えられると、マーケティングの仕事はおもしろくなります。
さて、まだ先の話ですが、マーケティング部に来てくれる新入社員も仕事をおもしろくできるようになると良いと思います。
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