木を見て、森を見ずの三段活用。木を見て、森を見ず→木も見て、森も見る→木も見て、森も見て、土も見る。
「木を見て、森を見る」からの三段活用、「木も見て、森も見て、土を見る。」が大事。
そんなことを考えています。
木を見て、森を見ず。
木を見て、森を見ず。
この言葉は、仕事の現場でも、日常生活でもよく使われます。
意味としては、細部ばかりを見たり、木を取られていると、全体を見失ってしまうということ。
「目の前のことだけを見るのではなく、全体を見ようよ」と言うことですね。
例えば、売上が苦しいから安売りセールばかりを開催して、セールのときにしか買ってもらえなくなり、利益が減って首が回らなくなるような状態は「木を見て、森を見ず」ということです。
実際、半額チケットを配りまくって、先日倒産してしまったステーキ屋さんがありました。
木を見て、森も見る。
この言葉をもう少しビジネスの現場に則したカタチに落し込むと、「木を見て、森も見る」ことが大事です。
全体を見て、方向性や戦略に合っているかを確認しながら、部分部分をキチンと見る。
さもなければ、実際のビジネスは回りません。
木だけでもなく、森だけでもなく、両方を見ながら前に進むことが大事です。
木も見て、森も見て、土も見る。
どこで聞いたかは忘れてしまいましたが、さらにもう一段掘り下げる必要があると聞いたことがあります。
それが、「木も見て、森も見て、土も見る」です。
意味としては、木に例える部分部分を見ることも大事、全体感を見ることも大事、もうひとつ、そこの土を見ることも大事ということ。
ここで土に例えているのは、環境です。
そう、木が生い茂り、森ができる環境自体が無ければいけません。
つまりは、ビジネスでも、自分たちが商売できる環境、そこに関わる人の頑張りが成果につながる環境が大事というわけです。
どこかに偏ることなく、バランスを意識したいものです。
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