定年退職して、年金ももらえず、社会との接点もなくなる現実にどう対応するか。
先日、YENTA(ビジネス系出会い?アプリ)で知り合ったSさんとお会いしました。
年金もらえず、面倒も見てもらえない現実。
Sさんは、50代の大企業にお勤めのサラリーマン。
大学を卒業して、転職せずに、いろいろ有りながらもずっとその企業にいらっしゃったとのこと。
その企業では50歳になると、会社で研修があるそうで。
その研修は、今後の人生をどうするか?を考えるもので、経済的なこと、スキル的なこと、コミュニティ的なことなど、自身の棚卸しをするそうです。
冒頭には、「年金はもらえないよ。面倒も見切れないよ。だから、自分たちでちゃんと考えてなんとかしてね。」という話だったそう。
・・・大企業でもそうなら、自分なんてどうなってしまうんだ。
「自分のことは、自分でキチンと考えよう」というのは、当たり前ですけど、多くの人は困惑するようです。
定年退職後の人との関わりが見えない。
その研修で、3ヶ月で時間を一緒に過ごした人を書き出して、男女、年代の属性でセグメントをするワークがあったそう。
みなさん、それぞれ書き出してセグメントしてみると、なんとなく偏っていることは理解しているつもりだけど、ほぼ会社の人と過ごすことが多い現実を目の当たりにして、会社を退職したらどうしよう・・・と愕然とするそうです。
そりゃそうですよね。
65歳で仕事を退職したとしても、80歳で15年、85歳なら20年、90歳なら25年あるわけで、小学校から大学を卒業する時間よりも長いんです。
経済的にもそうですが、地域や幅広い人との関わりをどうやって持つのかは大きな課題になります。
Sさんも、その現実を目の当たりにして、積極的に会社以外の人と会うようにして、自分が提供できる価値を軸に、仕事を通じて社会とつながれるような生活をしたいと考えていらっしゃるようです。
すごく共感できます。
行動しなければ何も変わらない。
ということで、これからの人生を考えたときに、会社の仕事はおもしろいし、いろんな制約もあるので続けますが、片方で社会との接点を増やすための自分の事業をつくっておきたいという想いにかられました。
もう、何年も言っているけど、、、やらなければ未来はないことはわかっていても、日々の生活に流されてしまう自分。
今回は、Sさんにお会いして臨場感を感じたおかげで、自分の中で早くやらないといかん!と感じました。
55歳まであと10年。
自分次第でなんとかできる状況に、なんだかワクワクしてきました。
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