締切のない仕事は無い。締切を守るために、何をしているかが大切。
仕事には、必ず期限があります。
期限を守るために、キチンと仕事をしていますか?
返事が来ないので。
Aさんに任せていた仕事。
期限になっても、何の報告も無ければ、相談もありません。
しびれを切らせた上司は「あれ、どうなっているの?」と聞くと、Aさんは特に悪びれた様子もなく、「いや、メーカーからの返事が無いので、進んでいません。」という返答。
上司は、困惑します。
「いやいや、期限は今日まで。期限が守れないのは、メーカーのせいってこと?」と聞くと、Aさんは「はい、メーカーの返答が来ないので困っているんですよ」と。
どうやらAさんは、期限を守れないのは自分のせいではなく、その仕事に関わっているメーカーせいだという訳です。
期限を守れないのは誰のせい?
仕事を期限までに終わらせるには、レベル感もあります。
自分だけの作業であれば、自分の時間管理、優先順位付け、スキルアップなど、自分の頑張りで終わらせることができます。
しかし、仕事の多くは、いろいろな部署や会社で関連する人を巻き込んで完遂させるものです。
様々な人と連携しながら、優先順位やスケジュール調整をしながら、期限までに仕事を終えないといけません。
ただ、仕事というのは得てして「自分はやることをやっているし、関連する部署がやってくれないからできない。」とか、「こっちは、ちゃんとメールでお願いしているのに、外注先から返事をくれないから止まっている」といった状況は多々あるわけです。
そうした状況だと、ストレスを感じることもあると思います。
あの手この手で工夫するのが仕事。
ただ、ここで「期限を守れないのは、自分のせいではないし、仕方ないよな~」と考えてはいけません。
今回で言えば、Aさんに任せた仕事は、期限まで終わらせることです。
「メーカーが云々かんぬん」というのは、期限を守れない理由にはなりません。
自分にできることもしないで、人のせいにするのはとても簡単です。
メーカーから返事をもらうために、こちらからの情報は足りていたのか、直接会って話をしたのか、何回メールしたのか、電話はしたのか、返事をしてくれない状況を打開するために上司を使って連絡したのか、と考えれば、自分にできることもたくさんあることに気が付きます。
期限までに仕事を終わらせるために、自分に何ができるのか?
自分にできること、あの手この手を打たないで、人のせいにするのは簡単ですが、それでは成長できません。
自分の工夫次第で、仕事はおもしろくなるものです。
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