調整の仕方。社内で仕事を進めるには、面倒だけど調整が必要。
会社に限ったことではありませんが、仕事を進める上で”調整”は必要です。
その”調整”をするときに意識していることです。
キチンと話を聞いて、本質を見極める。
社内であれ、社外であれ、大なり小なり利害関係が出てくるときは、正論だけでモノゴトは動かせません。
そこには、パワーバランスやそれぞれの立場や思惑があるので、鶴の一声的に進められれば話は別ですが、ほとんどの場合には”調整”が必要になり、”調整”しないで進めると空中分解してしまう可能性があります。
そんなときの”調整”をするときに気をつけていることの一つ目は、『相手の話を聞いて、本質を見極める』ことです。
”調整”をするときに、こちらの要望を上から下からあの手この手で話すより、まずは相手の話、望んでいる着地点を聞くことです。
その上で、なぜその着地点を望んでいるかを明確にします。
着地点を望む理由が、その人の個人的な都合なのか、全体のことを考えてのことなのか、他の理由があるのかの話をできるだけ聞くようにします。
上のレイヤ―で話をする。
相手の着地点と理由を聞いたら、次は「そもそも、どこを目指しているんだっけ?」という話に切り替えます。
誰が良くて、誰が悪いという話ではなく、そもそもゴール自体がそれぞれ違っていれば、話はまとまりません。
なので、「そもそも」の話でゴールの確認をします。
”調整”が必要になる多くの場合は、『総論賛成、各論反対』の場合が多いです。
ゴールである総論を確認して、「合ってるよね~」というところのコンセンサスを取ります。
相手の着地点、そもそものゴールをキチンと聞くだけでも、相手の態度は柔らかくなり、だいぶ話しやすい土壌が生まれます。
最終”調整”をする。
そこからは、各論の話になってきます。
そもそものゴール、相手の要望(やり方)を聞いて、着地点を見出していきます。
そのためには、いろんな部分での根回しも必要になりますし、議論の切口を工夫することも必要になるし、場数を踏んだ経験も必要になります。
ここがとても難しいところになりますが、自分たちの信念をもって”調整”していくしかありません。
これは、様々な経験が大事なのでしょうが、どんどん”調整”して自分のレベルを上げることも必要ですね。
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