頑張ったから評価してくださいという甘い考え方は棄てた方がいい。
プロのスポーツの世界では、勝たなければ、仕事をしたとは言えません。
勝たなければ。
野球でも、サッカーでも、プロのスポーツの世界で試合に負けたのに、「自分は一生懸命頑張ったので、しっかりと仕事をしたと思っています。」なんて言う選手がいたらどうでしょう。
試合に勝たなければ、仕事をしたとは言えませんよね。
自分がミスをしても勝てばキッチリと仕事をしたことになるし、自分の内容が良くても負ければ仕事をしていないことになります。
どちらが仕事をしたか。
これは、会社の仕事でも言えることです。
日々いろいろな仕事をしているわけですが、結果的に目標に達しなければ、任された仕事ができていないと同じ。
売上であれ、納期であれ、約束をしたことに対して守れなかったら、仕事をしていないわけです。
例えば、「明日の10時までに約束の場所にお祝いの花を持っていく」という仕事を任されたとしましょう。
Aさんは、前日から乗り込んで、近所の花屋でサクッと購入し、当日は約束の場所で5分前まで昼寝をして待っていました。
Bさんは、一週間前から寝る間も惜しんで念入りに行き方や花を傷付けないような運び方を懸命に調べて、当日朝早く起きて、準備万端で出発したら、電車が止まっていて間に合いませんでした。
さて、頑張ったのはどちらかと言えば、寝る間も惜しんで準備をしたBさん。
しかし、キチンと仕事をしたのは、直前まで昼寝をしていたAさんです。
負けないように、勝ちにこだわる。
「結果がすべて」といった話をすると、「負けたけど、頑張ったこととか、努力は評価されないんですか?」みたいな話になることがあります。
しかし、ちょっと考えてみましょう。
お菓子屋さんがお菓子を作って、マズかったらどうでしょう?
「マズイかもしれませんが、丹精込めてつくったので」と言われたら、怒りますよね。
目標がある仕事、任された仕事があれば、完遂しなければ仕事をしたことにはなりません。
仕事を完遂するのに必要ならば、頑張るとか、努力するのは当たり前の話です。
会社で仕事をしていると、これを忘れてしまう人がいます。
頑張ったからOK、努力したからOK、義務は忘れて権利ばかりを主張する、組織で働く以上は、そんなザンネンな人材にならないように気をつけたいものです。
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