仕事観が経済的格差を生むのは当たり前。
とある会社のEC担当者と話していて、久しぶりに仕事観の違いが経済格差を生むのは当たり前だよなと思った件について。
ガッツのある担当者。
とあるEC担当者のNさん。
前職は花屋さんの店員さんだったのが、事務職に転職するも、急遽EC担当者になったとのこと。
それまでWEBやECには関わったことがなく、右も左も分からない状態で必死にやろうと思うも、前担当者が辞めていて、独学で学びつつ、さらには自ら専門学校に通って、HTML/CSSを学んだそう。
今では、一人でキチンとそれなりの売上のあるECサイトを一人で回せるようになっていました。
もちろん、その会社からの評価も上がり、発言力も持ち、自分がやりたいように仕事を全体を任せてもらえるようになったとのこと。
久しぶりに、ガッツがある人だなあと思いました。
ON/OFFがきっちりした担当者。
一方で、とある会社の話。
とあるEC担当者Kさん。
なんとなくPCに詳しいからという理由で、EC担当者になったところ、ECサイトのスキルが不足していて、思ったように仕事が回らない状態になったときのこと。
その担当者が言うのは、「会社が研修を準備してくれないからできない」、「会社がお金を出してくれないから学べない」という不平不満ばかり。
業務に支障があると困るので、研修に行かせたり、専門書を与えたりしますが、就業時間内でないと手を付けず、今の時代に合った働き方でキッチリとON/OFFを使い分けているそうです。
結局、その担当者の成長のスピードも遅くて、できることは限定的で、お願いデキる仕事にも制約があるとのことでした。
仕事観の差が経済格差を生むのは当たり前。
NさんとKさんは、同じような経緯でEC担当者になりましたが、Nさんは会社からの信頼を得られて、Kさんは評価が上がらない結果になったわけです。
ここには仕事に対するスタンス、仕事観の差があると思います。
Nさんは、「仕事をするからお金をもらえる」と考えているから、自分の時間を使って自分でスキルアップして、会社からの評価が上がって待遇も良くなった。
Kさんは、「お金をもらう、会社から何かを与えられるから仕事をする」と考えているから、会社から与えられない限りは学ぶことはせずに、不平不満を口にするだけで、結局会社から仕事を任せてもらえる仕事は限定的で評価は上がらず、待遇も良くならない状態になりました。
もちろん、どちらが良い悪いではありません。
しかし、この仕事観の差が、結果的には経済的な差を生んでいる一つの要因であることは間違いありません。
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