デジタルマーケティングで耳にする誤解。
デジタルマーケティングの界隈で、よく耳にする誤解があります。
デジタルマーケティングを推進する。
昨今、デジタルマーケティングはビジネスにおいて欠かせないものです。
しかし、デジタルマーケティングと言われても、どこから手をつけて良いかわからないし、有効活用できていない会社もまだまだたくさんあるようです。
もちろん、ボクも同じく、デジタルマーケティングについては勉強中。
なので、いろんなセミナーや勉強会に行っては、いろいろなレベルの会社の方々に話を聞き、それを持ち帰って自分たちの事業で試行錯誤してみて、上手くいったものを残すようなカタチで進めています。
デジタルマーケティングの誤解。
そんな中、先日講演会に登壇させていただいたときに、デジタルマーケティングの誤解なるものがあることに気が付きました。
それは、「デジタルマーケティングを導入すれば、カンタンに100点を取れる。」と考えていて、いきなり100点を取ろうとする会社がとても多いということ。
もちろん、デジタルを活用するためのインフラもあるし、テクノロジーの進歩もすごいので、なんでもできそうな気がするし、せっかくお金や人をかけてデジタルマーケティングをやるのだから、100点を目指すことは大事かもしれません。
しかし、デジタルマーケティングを100%のカタチで取り入れることもできないし、いきなり思い通りにいくことは、まず無いでしょう。
デジタルマーケティングを取り入れると決めてから、少しずつ組み立てて、正解をつくっていくことが大事です。
デジタル時代のマーケティング。
今の時代は、デジタル時代と言われています。
しかし、デジタルの時代だから”デジタルマーケティング”だけ、もしくは”デジタルマーケティグ”だけの一本足打法で考えるのは危険です。
”デジタル時代のマーケティング”は、”デジタルマーケティグ”だけをするわけではなく、”アナログ”と”デジタル”を上手く融合させることが大事です。
特に、今までアナログでやってきた会社は、データの持ち方や業務フロー、デジタルへのリテラシーレベルもあるので、そのバランスを取るフェーズが必要だと思います。
余談ですが、デジタルマーケティングを推すマーケティング支援会社は、デジタルシフトをする方が儲かるのでそれを推してきますが、個人的には自分たちでキチンと考える方が良いと思います。
なので、今までアナログだったビジネスに、部分的にでもデジタルマーケティグを取り入れてみて、自分たちのビジネスにデキる限りスピーディーにデジタルを取り入れていく。
いきなりゼロか100かで考えるのではなく、そうしたバランスを取りつつ、デジタル時代に合った自分たちのマーケティングを設計することが大事だと思います。
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