コンセプトに立ち返ると、選択肢の幅が広がり、可能性が広がる。

投稿者: | 2019年10月13日

コンセプトに立ち返ると、選択肢の幅が広がり、可能性が広がる。

困ったときは、コンセプトに立ち返ると良いと思っています。

安易なセールやクーポンに走ると。

売上が悪い時にやりがちなこと。

それが、安売り。

セールを開催したり、クーポンを出して、とにかく安く売るんです。

安く売ることで、一時的には売上が上がることが多いですから。

そして、そこからリピーターが来ると思いがちですが、なかなか思うようにはいきません。

セール好きやクーポン好きの人が集まることが多く、結局また安売りに頼らざるを得なくなり、麻薬のようなことになっていきます。

気が付いたときには、利益が取れない体質になり、商売を続けていくことが困難になることもあります。

短期はいいけど、中長期がキツイ。

売上だけに目が行ってしまうと、こうした方へ進んでしまうのはとてもよく理解できます。

ボク自身も営業のときに競合よりも安く売ることが何よりの優位性だと思っていました。

しかし、これをすると、短期的には良くても、中長期では確実に苦しくなります。

気が付いたときには、利益が取れない体質になり、商売を続けていくことが困難になることもあります。

短期的に数字を整えることはとても大事です。

ただ、一方で思考の遠投をして、安売りに頼らない筋肉質な構造をつくることが必要になります。

コンセプトに立ち返る。

では、思考の遠投をするにはどうしたら良いのか。

この時に役立つのが、コンセプトです。

コンセプトに立ち返ることで、「そもそも自分たちは何をしたかったんだっけ?」、「誰にどんな価値を提供できるんだっけ?」という考えができます。

例えば、ボクたちの会社では、商売をされている方々をがっつり支援する的なコンセプトを掲げています。

そこに立ち返ると、単純に品揃えを豊富にして、安く提供することも大事ですが、商売繁盛を支援するためのソフトの部分でも何かしらの提供が必要になるよね~というアイデアも思いつきます。

となると、商売繁盛のための商品開発やサービスメニュー開発をするようになり、そのことで、お客様が求めている新しいメニューができて、単純に仕入れた商品を安くするだけでは得られなかった顧客層や収益の基盤が構築されて、商売も安定してくるというものです。

まあ、口で言うのは簡単ですが、こうして言葉にしておかないと、そもそもの自分の頭の中の選択肢にもあがってこないので、、、

といいつつ、つい「とりあえずクーポンを配布しよう!」と言ってしまう自分です。

 

 

 

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