部下を育てると、自分の経験や知識を体系化できる。
「売上を上げろ」と言われても、どうしたら良いのかわからず。
自分なりに手探りでやってみるも、結果が伴わないと「頑張りが足りない」という評価になる。
「一体どうしたらいいんだ~」と思ったことがあります。
売上の作り方を教えてもらったことがない。
自分自身、営業の頃に先輩から「売上の作り方」というのを教えてもらったことがありませんでした。
しかし、売上目標を達成しないと立たされて、怒られて、「頑張りが足りないからだ」と言われて、どうしたら良いかわからず先輩に聞くも的外れな回答しかもらえず、困り果てたことがあります。
仕方なく、自分で本を買って読んだり、セミナーに参加したり、上司に同行させてもらい営業トークの展開を学んだり、営業ではとにかく数をこなして、自分なりの勝ちパターンをつくって、たくさんの人に助けられて、なんとか少しずつ実績ができた経験があります。
ゆえに、ボク自身も後輩に対して、ある程度のアドバイスはするも、基本的には自分で考えて、自分で行動するからこそ、自分の血肉になると思っていたフシがありました。
大きな間違い。
しかし、それは今の仕事では、大きな間違いだと思ったわけです。
前述したように、気合根性の精神論の営業として育ったので、そのあたりの”加減”がわかっていませんでした。
例えば「売上をあげよう!」と言っても、前提となる戦略の理解をうながし、具体的な方法論まで落とし込むところまで、ひとつひとつ丁寧に伝えることが必要です。
まあ、当たり前といえば当たり前のことなのでしょう。
「売上を上げる」と言っても、なぜ売上を上げるの?というところから、売上を上げるとはどういうことなのか、利益もセットで考えないといけないよとか、比較する数字の確認をしないといけないよとか、現状を整理しないといけないよとか、現状整理は時間の使い方から確認しないといけないよとか、いろいろとやるべきことや手順があります。
そうしたことをキチンと伝えていくこと、ポイントポイントで一緒に振り返ることで個々が成長し、強いチームになるのだと思いました。
自分にも大きなメリットがある。
また、ここでひとつ思ったのは、そうしたことを言語化して伝えることで、自分の経験や知識が体系化できるというメリットがあること。
よく「セミナーは参加者よりも、講師の方が学びがある」と言われます。
それと同じで、教える側に大きな学びやメリットがあります。
そうしたことも踏まえて、自分も今までの経験や知識をキチンと伝えていこうと思います。
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