Yahoo!ニュースを見ていたら、情報弱者になってしまいそうになった。
以前は、よくYahoo!ニュースを見ていたボク。
しかし、今は天気予報くらいで、他のニュースはほぼ見ていません。
Yahoo!ニュースを見ていたら。
仕事終わりの電車の中で、スマホを片手にYahoo!ニュースを見ていた時期がありました。
仕事で考えるチカラを使い果たした帰りの電車では、深く考えずに頭の中で処理できるテレビやネットのニュースというのはとてもラクなものです。
ただ、ついつい見過ぎてしまうわけですが。。。
見過ぎてしまうひとつの原因は、レコメンド機能によるものです。
レコメンド機能とは、その人の好みに合ったニュースや特集を薦める機能で、例えばボクがサッカーのニュースを見たら、サッカーに興味があるからこんなニュースがおすすめです、みたいなものです。
となると、ボクがちょっと興味を持ったニュースから派生して、次から次へとYahoo!からオススメのニュースや特集が紹介されて、またそのタイトルの付け方が上手なのでついクリックしてしまい、またオススメが出てきてクリックして、といったループにハマってしまうというわけです。
そして、Yahoo!から薦められたニュースから自分の知らなかった情報を収集した自分がなんだか物知りになったような気になるわけです。
ラクだけに考えなくなる。
こうした機能は、ユーザーとしては何も考えずにラクに情報を得られるとても便利なものです。
次から次へと、自分がちょっと興味を持っただけで、「関連してこんなニュース、あんなニュースもありますよ」と薦めてくれるわけですから、それをクリックするだけで知識が深まったような気になります。
しかし、すべて検索やレコメンドに頼ってしまうのはどうなのでしょう?
会社の部下で、待ち合わせ場所に遅刻してきたときに「いや、ググったら間に合うハズだったので。」と言われてビビりましたが、依存しすぎてしまうと自分で予測を立てることができなくなるように思います。
自分で考えて調べる機会が極端に減り、鵜呑みにしてしまっていることすら気が付かない体質になっているかもしれません。
一次情報がとても大事。
ネットで検索するということのは、とても便利です。
しかし、利用する側としての知識や利用の用途を明確にしておくことが大事です。
同じキーワードで調べたら、パーソナライズ(その人に合わせた情報)、ローカリゼーション(その地域に合わせた情報)が効いているとはいえ、同じような検索結果が出てくるわけですから、同じような情報しか手に入らないということです。
同じような検索結果が出て、同じようなことを知って、同じようなレベルで理解をしていたら、そこには強みを持つこともありません。
ということは、自分で動いて一次情報を取りに行かなければ、その他大勢と同じになるということです。
もちろん、ネットやいろいろな機能自体が悪いわけではなく、それを知らないで鵜呑みにしていると情報弱者になるかもしれません。
ドンドンと外に出て、いろんな体験をしいきましょう。
●「マーケティングをやらないと。。」と思ったらお声掛けください●
*ご自身のマーケティング戦略を考えたい、マーケティング知りたい、はじめたい!という方のためのサービスです!
↓Kindleで本を出版してみました↓