チラシで集客できないときに書き方を学ぶのは、腰痛のときに腰を揉んで解決しようとするようなもの。

投稿者: | 2019年10月1日

チラシで集客できないときに書き方を学ぶのは、腰痛のときに腰を揉んでもらって解決した気になるようなもの。

ビジネスにおいて、目の前の問題しか見ていないとうまくいくことはありません。

それが問題ではない。

例えば、集客ができなくて困っているとしましょう。

その困っている人は、集客のためにチラシを撒いていました。

その問題を解決するために、どうしたら良いでしょう?

多くの人は、「ああ、チラシの書き方が悪いのかなぁ」と目の前の問題の手段に目がいってしまい、チラシの改善をしようとします。

しかし、それではきっと集客ができないという問題の解決にはなりません。

チラシと腰痛。

こうした問題の多くは、もっと手前に問題があることが多いです。

もちろんチラシの書き方も問題なのかもしれませんが、チラシを配る相手が違うかもしれないし、そもそもチラシではない集客方法の方が良いのかもしれませんし、ビジネスモデルが利益の出ない体質のような場合もあります。

にも関わらず、目の前のチラシにばかり目がいってしまい、チラシの改善にはまり込んでしまって、問題が解決しないケースを目にします。

これは、腰痛にも似ています。

ボクは腰痛なわけですが、腰が痛いときに腰を揉んでもらい「ハァー、ちょっと楽になった」ではいけません。

そうした応急処置ではなく、根本を見極めて、腰痛が起こらないようにしなければなりません。

腰痛であれば、デスクワークばかりで姿勢が悪くて、骨盤の歪み、そこから派生している問題だと見極めて、根本的な解決をする必要があります。

問題が起きたら手前を考える。

「集客がうまくいかない」という問題が起きた時、もっと手前のことを考える必要があります。

「チラシが悪い」と考えるのではなく、もっと手前の問題を見極めるようにしましょう。

チラシという手段から掘り下げて、ターゲットなのか、チラシ以外の方法なのか、そもそもターゲティングするにもデータがないのか、人的リソースがたりないのか、集客にお金をかけてキチンと利益が出る構造なのかなどなど、ひとつの問題から原因を探っていくことが大切です。

その上で、一時的に売上を上げるための手段、中長期で構造を修正していくための手段を切り分けて、バランスよく組み立てていくことが大事です。

ボクの腰痛も、一時的に楽になる整体と、長期的に姿勢を良くするための毎日のストレッチをキチンとしていこうと思います。

 

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