逆算思考と一緒に持ち合わせたいゴールを描くチカラと逆走思考。

投稿者: | 2019年9月27日

逆算思考と一緒に持ち合わせたいゴールを描くチカラと逆走思考。

先日、歩きながら戦略を考えていたときに思いついたことをツラツラと。

デキるオトコは逆算思考。

デキる人は、逆算思考をしていると聞きます。

逆算思考とは、目標(ゴール)を決めて、そこに到達するために何をしたら良いか、何から手を付ければ良いかを考える思考方法です。

その逆算思考とよく対比されるのは、積み上げ思考です。

積み上げ思考は、目の前にあることを進めて、結果的に積み上がったものが成果になるという思考方法ですね。

どちらの考え方が良い悪いではありませんが、例えばサッカーで考えるならば、とにかく目の前のボールを追いかけてその結果としてゴールを決められるという積み上げ思考よりも、ゴールを決めるところから逆算して攻め方を考える逆算思考の方が良いように思えます。

逆算思考をするにはゴールが必要。

この逆算思考。

仕事をしていれば、常にこうした考え方を持っていると思います。

例えば、営業であれば、会社の年間売上予算というものがあり、その売上予算から逆算して、今月の売上予算に落とし込み、そこから客数と客単価に落とし込んで、どんな施策を打てば達成できる確率が高くなるのかを考えるような思考方法は、まさに逆算思考です。

ただ、ふと、ここで思ったんです。

逆算思考はゴールがあるから逆算思考ができるのであって、そもそもゴールがなければ逆算思考ができないよね、という当たり前のことに気がついたんです。

逆算思考をするには、絶対にゴールが必要なんです。

逆算思考力とゴールを描くチカラ。

今、ボクは、設定されたゴールに対して逆算思考をして、プロセスを設計しています。

考えてみると、設定されたゴールがあるからチカラを発揮できるのであって、そもそもゴールがなければいけません。

そして、その”ゴール”を設定する力は、逆算思考とは別にあります。

いくら逆算思考ができても、ゴールを設計することはできません。

先日歩きながら考え事をしていた自分は、「あれ?”ゴールを設定するチカラ”が無いのかも」と思ったわけです。

塗り絵で例えるならば、塗り絵を効率的に塗ることはできても、そもそもキャンバスや塗る画をフリーハンドで描くことはしていないということです。

逆算思考でモノゴトを考えるチカラと、今の延長線上にないゴールを描くチカラは両輪であり、その両輪を回せるとものすごくレベルが上がるよね!と気がついたわけです。

もうちょっと言うと、行動するための逆風を切り裂いて前に進む”逆走思考”も大切です。

 

 

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