やりたい仕事=幸せという図式は、すべての人には当てはまらない。

投稿者: | 2019年9月24日

やりたい仕事=幸せという図式は、すべての人には当てはまらない。

「やりたい仕事」と「やりたくない仕事」。

あなたなら、どちらの仕事をしたいですか?

やりたい仕事をすることが正解?

世の中は、「やりたいことを仕事にしよう」的な風潮があります。

”やりたい仕事、やりたいこと=幸せ!”という図式があり、やりたくない仕事だったらすぐにでも辞めて、”やりたい仕事”に就いた方が良いという仕事選びの考え方は、とてもよくわかります。

しかし、現実的には、「やりたくない仕事」をしなければならない場面もたくさんあります。

そんなときに、”やりたい仕事、やりたいこと=幸せ!”という図式から、「やりたくない仕事だからとっとと辞めて、やりたい仕事を探そう。」とするのはどうでしょう?

個人的には、もっと視野を広く持って考えた方が良いと思います。

やりたくない仕事の営業。

実はボク、就職を考えたとき、営業の仕事をやりたくありませんでした。

というのも、人見知りだし、なんなくのイメージで気合や根性の精神論を振りかざされる中で、売上やノルマといったものに追われる仕事はちょっとキツイなあと。

しかし、特になんの勉強もせずに専門性もなかった自分は、営業部へ配属。

「やりたくない仕事」に就いた自分は、思うように成果を出せず、無力さを感じて、営業の仕事はさらに「やりたくない仕事」へと進化しました。

そして、「やりたくない仕事」から抜け出すために、今の仕事よりも「やりたい仕事」を探して、勉強をするようになりました。

しかし、「やりたくない仕事」の営業として、どうしても成果を出さざるを得ない状況となり、上司から詰められ、数字のプレッシャーがある日々をもがき苦しみ、なんとかしようと努力をして、周りの方々に助けてもらいながら成果を出せるようになりました。

そして、社会人一年目に就いた「やりたくない仕事」からたくさんのことを学ぶことになったわけで、さらにその学びが多少なりとも今の自分の”強み”になっていると思っています。

やりたい仕事を創るには。

思い通りに「やりたい仕事」を就くのは、とても幸せなのかもしれません。

しかし、「やりたくない仕事」から学べることもたくさんあるし、「やりたくない仕事」をすることで、「やりたい仕事」をするときに強みを発揮できることもたくさんあります。

特に若いうちは、「やりたい仕事」に強くこだわるよりも、目の前の仕事にキッチリと取り組んだ方が良いと思います。

若いがゆえに、「やりたい仕事」の実態を知らないことも多いかもしれないし、「やりたい仕事」に就いたとしても思い通りにいかないかもしれないし、「やりたい仕事」以外にも世の中で知らなかった「やりたい仕事」がたくさんあるかもしれないし。

「やりたい仕事」を持つことは大切ですが、それ以外を「やりたくない仕事」として排除するようなことだけはやめた方が良いと思います。

例え今の時点で「やりたくない仕事」でも、キッチリと取り組んで成果を出そうと努力すると、そこに大きな気づきや学びがあり、将来的には「やりたい仕事」が創れるのだと思います。

 

 

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