3D(サンデー)言葉を使う愚行。
仕事でも、プライベートでも、逆風が吹き荒れることはあると思います。
そんなときに、どう対処すればいいのでしょう?
逆風なんて当たり前。
例えば、仕事。
自分の思い通りに事が運べば良いのですが、なかなかそうはいきません。
会社には、多かれ少なかれ、自分たちでコントロールできない領域があります。
パワーバランスの中での鶴の一声や、他部署の事情などの影響で、自分たちが意図しない問題が降りかかってきたりします。(そんな状況を、ボクは「逆風」と呼んでいます。)
その逆風の中で、あなたならどう考えて、どういう行動を起こしますか?
「そんなのできない。」と一蹴するのか、一旦立ち止まってどうするかを考えるのか?
そのときの状況やその人の思考パターンにもよると思いますが、ボクの場合は反射的に「いやいや、そんなの無理っしょ。だって・・・」という思考でした。
3D言葉で他責思考が強化される。
この「だって・・・」という言葉。
この言葉が、自分の思考にものすごく影響を与えていることは、当時の自分は全く気が付きませんでした。
ある日、『3D言葉』なるものを聞きました。
『3D言葉』とは、「スリーディー」で言葉を立体的に見せるということではありません。
「サンデーことば」と読んで、「でも」「だって」「どうせ」の3つの言葉の頭文字のDをとった呼び方です。
この3D言葉、「でも」は否定的ですし、「だって」は言い訳ですし、「どうせ」は諦めを表現していますので、思考をマイナスな方向へと誘います。
そして、3D言葉が常態化すると、ますますマイナス思考が強化されて、他責思考が強化されます。
他責思考が強化されると、モノゴトがうまく回らなくなるのは当然です。
逆風の中でスペースをつくる。
逆風のとき、つい3D言葉を言いたくなる気持ちはとてもよく理解できます。
実際、自分も今でも気を抜くとそうなりますし。
しかし、ここで思考にスペースをつくって、自分の頭の中を整理しましょう。
例えば、ボクの場合、逆風なことが起きたときは「でも、だって、どうせ」と言う前に、「なるほど、●●なんですね。承知しました。ひとつ懸念ですが、●●な問題があると思いますが、そこをクリアにしてからにしてからでどうでしょう。」と事実を確認した上で、そのことによる懸念点を提示するようにしています。
ボクの場合、日々そんな訓練ができる環境なので、そういう意味では毎日が修行の場となっていて、とてもありがたいです。
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