効率と効果と成果を使い分けよう。

投稿者: | 2019年8月31日

『効率』と『効果』と『成果』を使い分けよう。

効果,効率,成果

昨日のブログを書いていて、『効率』と『効果』と『成果』の関係性について考えました。

効率より効果が大事。

『効率的より、効果的であれ。』

これは、ボクが意識していることです。

「え?効率と効果って何が違うの?」と頭をかしげたくなりますよね。

辞書で調べてみると、、、

効率とは、使った労力に対する得られた成果の割合。

効果とは、ある働きかけによって現れる、望ましい結果です。

これをドラッカーさんは、「効率とは物事を正しく行うことであり、効果とは正しいことを行うことである。」とわかりやすく説明してくれています。

例えば、3時間かかっていた仕事を余計なことを省いて”正しく(最適化)”行うことによって、1時間で終わらせることができたならば効率的ですが、その仕事自体から生まれる効果自体に意味がなければムダでしかありません。

なので、「効果的でないことをどんなに効率化しても、意味がないよ。だから、それが正しく効果が出ることなのかを確認しようね。」ってことになります。

その効果が成果に結びついているか?

さらに、もうひとつ大切なことがあります。

それは、「その効果は、キチンと成果に結びついているか?」を確認すること。

成果とは、あることをして得た良い結果です。

いくら効果的なことを行っても、それが成果に結びつなければ徒労に終わります。

つまりは、成果を出すためにどんな要素が必要で、その要素はどんな働きかけによって得られるのか、その働きかけは効率的に行われているか、の順番で考えることが大切です。

SEO施策をしていて、そこに気がついた。

WEB業界では、これをよくSEO施策に例えます。

SEO施策とは、Googleなどの検索結果で自分たちのWEBサイトページを上位表示させるために施す施策。

その作業は実に地味なもの。

今は、いろいろなツールが出ていて、内製でも効率的にイケる環境になってきました。

SEOツールに従って、検索結果を上位表示させるためにチクチクとタグを整備したり、テキストを増やします。

その結果、「1位に表示された!」という効果が出たとしましょう。

これは、嬉しいですよね。自分たちで働きかけた結果、効果が出たわけです。

しかし、大事なのは、その効果が出たのちに、成果が生まれているか?ということを忘れてしまうことがあります。

検索結果は1位になるのは良いけど、そこから自分たちのサイトへの流入が増えて、売上があがるという成果に結びつなければいけないってことですね。

常に目的を忘れず、効果的なことを選択し、効率的に行う視点を持つことが大切です。

 

 

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