目標の高さによって、行動の量と質が決まる。
ボクには、目標に対する勘違いがありました。
立てた目標は達成しないといけない。
社会人一年目の営業職の頃。
毎月”売上目標”を立てていました。
そして、その”目標”を達成することが絶対であり、達成することで評価が上がるわけです。
逆に、目標を達成できないとけちょんけちょんに怒られて、評価も下がるという環境でした。
それが良い悪いは置いておいて、その影響から目標は達成できそうで、上司にも「低すぎるだろ!」と言われないギリギリの数字で立てるようにしていました。
ある程度、達成できる見込みが立っている数字なので、ちょっと頑張ればいいわけで、手を抜くことも可能。
見方によっては、手を抜いても達成できる状態をつくったことを評価できますが、その余力を第二領域(重要で緊急ではない活動)ではなく、ボクのように第四領域(緊急でも重要でもない活動)に使ってしまうと、時間が経つとあっと言う間に目も当てられない状況に陥ります。
ムチャな目標にすると。
一方で、今の仕事でも、毎月の”目標”があります。
分母が小さくない中で倍以上にするその”目標”は、短期間で倍々ゲーム的な数字で、達成できる見込みなんてものはありません。
しかし、目標を立てた以上、その数字を達成するために何とかしなければなりません。
何とかするには、考えて、行動するしかありません。
その行動の源は「仕事がおもしろくて、動きたくて仕方ない」という前向きなものではなく、「うわ~、目標立てちゃったから、何とかしないと。。。」という後ろ向き?なパワーです。
ただ、前向きパワーであろうと、後ろ向きパワーであろうと、結果的には行動をして、その一つ一つの行動が状況を好転させていくわけです。
立てた目標を達成できる見込みすらない状況は精神的にはツラいですが、少しずつでも状況が好転すると「お、なんかおもしろくなってきたかも」とワクワクする感覚も味わえます。
というわけで、目標の高さによって、行動量や質が決まってくるんですね。
達成できる見込みの目標は、達成感は味わえますが、その行動量や質は限定的です。
達成できるハズもない目標は、達成見込みすらないので精神的にキツイこともありますが、それだけに行動量や質がグッと拡がり(拡げざるをえない)、結果的に自分を上のステージに引き上げてくれるものなのだと思います。
とは言っても、目標が高すぎて、なかなかシンドイ毎日が続きます。
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