組織をうまく回して、大きな仕事を作るために必要なことは?
組織で仕事をしていると、思うように進まないことが多々あります。
進めるためには、どうしたら良いのでしょう?
問題を切り分ける。
組織で仕事をするということは、それぞれの部署に役割があるということです。
例えば、お店で商品を売るためには、商品を企画して、作って、お店に並べて、お客さまに手にとってもらって、お金をもらわなければいけません。
組織では、その一連の流れをこなすために、いろいろな部署が絡んできます。
商品を企画する企画部、商品を作る商品仕入部、お店に並べるために配送する配送部、お店で手にとってもらうために施策を打つ店舗部など。
それぞれの部署がそれぞれの役割を持っています。
どこかひとつ欠けたら商品は、お客さまに買ってもらうことはできません。
この全体を考えて管理することをサプライチェーン・マネジメントと呼びますが、全体最適を考えて、どこに問題があり、その問題解決のためにどこに手を入れればいいのかを切り分けることが大事です。
それをせずに、それぞれの部門が、それぞれの最適化をするぞ~!となってもうまくいくことは稀です。
まずは問題を整理して、切り分けることが大事です。
責任の所在を明確にする。
問題を切り分けたら、問題を担当する責任者を決めます。
どこからどこまでで、こういう状態にするのがあなたの仕事ですよ、と明確にします。
しかし、それでも野球でいうならポテンヒットみたいな、誰が捕りにいくか不明確なエリアのような業務もあります。
お互いに見合ってしまうような、手を出しにくい業務ですね。
そうした業務は、動かすのにパワーが必要だったり、とても面倒だったりすることが多くて、みんな触れないでいます。
そのままでも何となく仕事は進むので、すぐに困ることはありませんが、ゆくゆくはそこがネックになって業務がうまく回らなくなるケースが多いです。
なので、ちょっと突っ込みにくい業務が見えたら、すぐに責任の所在を明確にしておくことが必要です。
仲良くする。
組織でうまく仕事を回すには、ルールで縛って仕事をすることも大事ですが、結局のところ、部署間が仲良くなければいけません。
お互いにいがみ合っている部署ばかりの会社が、お客さまに良い価値を提供することはできません。
内戦をしている国は発展しないのと同じですね。
仕事は、人と人の間にあります。
お互いが気持ち良く仕事ができるように、コミュニケーションを取ることが必要です。
それは、挨拶であったり、笑顔であったり、仕事とは直接関係のない部分かもしれませんが、そうした部分で組織を使って大きな仕事ができるか否かが決まると思います。
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