アナログで掘り下げて、デジタルで広げる。
WEBデジタルマーケティングの肝基本は、「アナログで掘り下げて、デジタルで広げる」です。
戦略→要件→構造→骨格→フロント。
デジタルマーケティングの世界は、とても便利に見えます。
最近CMでも見かけるようになりましたが、データを活用したデジタルマーケティングは、魔法の杖のように、エイッと一振りしたら、売上も上がってあっという間に問題解決しちゃう!みたいなイメージを持っている方も多いようです。
しかし、当たり前ですけど、そんなにうまい話はありません。
自分たちの戦略があって、それを支える要件があって、ビジネスの構造があって、体制や仕組みなどの骨格があって、フロントの組織や営業手法があり、その中でそもそもどんなデータが必要で、そのデータからどんな分析をするのが良いのかが明確になっていない場合が多いんですね、自分も含めて。
自分たちの軸。
自分たちの中で”戦略”が明確になっていないがゆえに、優先順位もつけられず、どんなデータが必要なのかもわからない。
データがなければ、デジタルマーケティングもままならない。
そうなると、自分たちのお客さま軸ではなく、システム会社や怪しい?コンサルの言われるがままに「ああ、そういうものなんですね。」と流されていってしまいます。
なので、流されないようにするためには、自分たちの軸や戦略が必要なわけですね。
そのためには、アナログ的に考えて、整理をして、さらに掘り下げて考えることが一番だと思います。
アナログで掘り下げ、デジタルで広げる。
このアナログ部分は、結構シンドい作業となります。
考えるためのフレームワークもありますが、使い慣れていないし、新たな視点を取り入れたりするので、何をどうしたら良いのかがゴチャゴチャになってきます。
そのゴチャゴチャを頑張って整理して、経験値や直感的なことを軸に戦略をつくってから、システムをつくることが重要です。
システムを作ってから戦略を考えると、システムが足かせとなってしまい、本質を突くことができなくなります。
本質も突かずに、システムで広げると、意味のないことが拡散するだけです。
アナログで掘り下げて本質を突いてから、システムに乗せて、デジタルで広げる。
これが、今のボクの中では正しい順番となります。
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