今週「疲れた、忙しい、ツライ」を何度言いましたか?

投稿者: | 2014年6月15日

 

 

 

#779 今週「疲れた、忙しい、ツライ」を何度言いましたか?

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みなさん、こんにちは。

あなたは、今週「疲れた」「忙しい」「ツライ」と何回言いましたか?

ボクは、この言葉を日常的に使っていた時期がありました。今では禁句リストに入っているので使っていません。しかし、タバコを辞めて人の煙が人一倍気になるように、他の人がこの言葉を使っているととても気になってしまいます。

では、なぜこの言葉を使わない方がいいのでしょうか?

オレ、頑張っているでしょ?

「はあ、疲れた。」

「はあ、忙しい。」

「マジ、つらい。」

(あくまで個人的な見解ですが)振り返ると、ボクはこの言葉を使っていたとき、「自分は結構頑張ってます」アピールを意識しているときでした。

「疲れるくらい頑張ってます!」「倒れるくらい忙しいです!」「ツライけど、頑張ってます!」みたいな「いや~オレ、頑張ったわ~。褒めて、褒めて~」みたいな小学生レベルの思考でした。

オトナのみなさんはわかると思いますが、この言葉を使っても、疲れは取れないし、忙しいのが無くなることはないし、いきなり楽になることはありません。

イチローや本田、長友はそんな言葉は使わないでしょうし、子供たちがそんなことを言う大人を見て、未来にワクワクを感じるでしょうか?

相手が使っていたらどう思う?

人がこの言葉を使っていたら、自分はどう思うでしょう。

あまりテンションが上がることはないでしょう。

さらに、仕事を頼もうと思ったときに、こう言う人にお願いしたいでしょうか?

期限を守り、ファーストタッチが速く、しっかりとした考えを持っている人と、いつも「はあ、忙しい」「疲れた~」と言っている人、どちらに仕事を頼むかは容易に想像できます。

相手が、口では「大変そうですね」と言ってくれて、相手が自分を理解していくれていると思ったら大間違いです。きっと(ああ、この人は自分をマネジメントできない人なんだな)と考える人の方が多いでしょう。

そうは言っても、つい使ってしまうこの言葉。

そうは言っても、今でも気を抜くと使ってしまうので、意識的に気をつけています。。。

この言葉を使いたくなる理由というのは、いくらでも思いつきます。実際のところ、誰でも本当に疲れているし、目が回るくらい忙しいし、日々の仕事の重圧や不安でツライはずです。

しかし、その時は、その言葉を使って気持ちいい(?)かもしれませんが、その言葉や使っているときの感情が”根っこ”のところに溜まり、いつしかフジツボのようにビッシリとその感情や思考がこびりつき、その積み重ねが自分の判断基準に影響を与えてしまいます。

そして、本質的な自分の考えの”根っこ”に気がつかないうちにこびりついたフジツボを除去することもなく、そういった日々のストレスを解消するために飲んだり、遊んだり、ダラダラしたりすることが多くなります。

それは一見ストレス発散に見えます。しかし、ストレスを溜めているのは、実は自分でそれらの言葉を使っているからであり、ストレスを溜め込むことを加速させているのです。

一生懸命痩せようと思って運動しつつも、ケーキや脂モノをガツガツ食べて、やせないな~と思っているようなものです。まず、ケーキを減らせばいいだけの話です。

まずは、三日だけでも禁句を使わないようにしてみることをお勧めします。

 

★近況報告★

今日は、ワールドカップを見たいところでしたが、娘のリクエストの「公園でブランコ」が優先され、VTRでの観戦。午後からは、息子のピアノ発表会。自分のことより緊張しました。

1日1新:渋谷 伝承センター。

1D1A:グーグルアナリティクスの勉強。

 

今日も一日感謝です。