見ている時間軸が違うから、議論が噛み合わない。

投稿者: | 2019年8月4日

見ている時間軸が違うから、議論が噛み合わない。

時間軸

社内での部署間のやり取りや、マーケティング戦略の策定では、いろんな調整があります。

その調整が難航する原因のひとつには、『見ている時間軸の違い』があるんです。

ヨメとのイザコザ。

例えば、ヨメとのいざこざ。

オトコとしては、5年後、10年後を考えて、週末や休暇期間にセミナーや自主活動をしたいと思っていますが、ヨメからの圧力で時間が取れないという悩みがありました(す)。

ヨメからしてみたら、子育てで疲れているから週末や休暇期間くらいは旦那に手伝ってもらって少しは楽をしたいのに!と考えるのは当然です。

だから、今度の週末や休暇をどう乗り切るかのほうが重要なわけで。

そこに「オレ、週末いないから、よろしく!」なんて言われたら、そりゃあ機嫌も悪くなるわけで。

ただ、一方でボクのような凡人は、自分の未来へ投資しなければ家族を養えなくなる可能性もあるから、すぐにでも準備をする必要がありますし。

「おお~、オレはどうしたら良いんだ~」と悩んだこともあります。

以前、ある友人にも言われました。

「そこのバランスを取っていくのが、ツマノミクスのコツです。」と。

見ている時間軸の違いがイザコザを生む。

ここで、それぞれが見ている『時間軸』を整理してみます。

ヨメは、今の状況と目の前にある週末を考えています。

ボクは、5年後、10年後を考えて、今やるべきことを考えています。

考え始めるスタート地点が違うので、議論も噛み合いません。

もちろん、どちらが良い悪いではありませんし、それぞれの主張はそれぞれで正しいわけです。

なので、その家庭内の”パワーバランス”でいろいろなものが決まることになります。

そこは、お互いの理解を深めたり、普段のコミュニケーションの積み重ねで、より良い方向に進むことができるはずです。

時間軸を合わせるところから。

これ、仕事でも同じようなことが起こります。

部署間の調整や、プロジェクトの落とし所の調整がつかないのは、見ている時間軸が異なっているからということが多いんですね。

「そんなこと言ったって、とりあえず来年何とかしないといけないから、こうしよう。」という考えと、「いやいや、5年後を考えたら、多少の傷みを伴っても、こうするべきだ」という考えがぶつかって、平行線をたどるわけです。

で、結局は、パワーバランスで決まるわけですが。

こんなときは、ゴールは、来年にする?5年後にする?」という時間軸を合わせることが必要です。

まずは、そこを合わせなければ、先に進めないですよね。

ただ、そこを合わせるのも一苦労ですが、頑張っていきたいところです。

 

 

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