下支えするために個人で努力しているか。
戦略をつくるのは大切。
当たり前の話ですが、その戦略を下支えするメンバーがいなければいけません。
戦略は大切。
スポーツの試合では、戦略が大切です。
例えば、サッカーでいうならば、それぞれのメンバーが自分のやりたいように動いていては、うまく機能すればいいですが、噛み合わなければチーム全体のチカラは半減してしまいます。
そうならないために、戦略をつくり、それぞれのメンバーの役割を明確にしておき、あとは試合の中でそれぞれが考えて行動することが大事です。
下支えするメンバーが必要。
しかし、その戦略を実行するには、それを下支えするメンバーが必要です。
いくら立派な戦略を立てても、100mを20秒でしか走れなかったり、リフティングが5回もできないメンバーばかりでは実行することができませんから。
戦略とその戦略を下支えするメンバーは、両輪なわけです。
ただ、個のチカラが上がらなければ、実行できる戦略の選択肢も限られてしまいます。
どこかでチームに貢献することを考えるならば、個のレベルを上げるために、自らが努力することが必要であり、その努力がチームを下支えするものとなります。
ビジネスの基礎体力。
これは、ビジネスにおいても同じです。
いくら立派な戦略を立てても、それを下支えするための機能が備わっていなければ、絵に描いた餅で終わります。
いくらECサイトがキレイに仕上がっても、物流がダメダメならば価値は提供できないし、いくらカスタマーセンターが好評でも、商品自体が不良品ばかりではお客さまは離れていきます。
さらに、もう少し落し込むと、その機能を下支えする個人のチカラ、理解力、コミュニケーション、パフォーマンスを発揮するための基礎体力がなければ、戦略云々の前の話となります。
不平不満をいう時間があるならば、個のチカラを上げる努力をして、チームのレベルを底上げして、より大きくておもしろい戦略を描けるようにすると、ビジネスも仕事もおもしろくなるかもしれません。
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