中国人とおばあちゃんとボクのカオスに学ぶ。
昨日、会社の近くで困っていた旅行中の中国人をお助けしたときのこと。
中国人とおばあちゃんとボクのカオス。
ボクのオフィスがある蔵前は浅草が近いこともあり、ここ数年で大通り沿いにシティホテルがたくさん立ち並び、外国人旅行者がたくさんきます。
また、少し路地に入ると民泊的な宿泊施設もたくさんあります。
昨日、オフィスに戻るときに、民泊施設の前で何やらワイワイやっている中国人親子がいました。
急いでいたこともありスーッと通り過ぎようとしたら、おばあちゃんが「ちょっとお兄さん、お願い!」と呼び止めてきたんです。
おばあちゃんに聞くと、中国人が困っていたのでおばあちゃんが助ようとするも、中国人特有の怒った感じでスマホの画面を見せながら英語で話をたたみかけてきて、おばあちゃんが「あたしゃ、英語わからんから、日本語で話なさいよ!」と応戦して話がややこしくなり、たまたま通りすがったボクに声をかけてきたとのこと。
困っている人を助けると徳を積めるので、仲裁に入って中国人が困っていることを聞くと、民泊の施設にスーツケースを置いて出かけたいが民泊施設には誰もいなくて、スーツケースが預けられなくて、予約したサイトに問い合わせてみるも、チャットでのやり取りで、張り付けてあるURLから必要事項を登録してチェックインをすれば良いと言われてURLをたたいてもつながらず、どうしたら良いかわからない様子。端末を見せてもらうと、中国の端末だからなのかそのアクセスできない状況みたいで、それを担当者に伝えると「そんな訳ない」と担当者とケンカになったので、ボクが間に入り、民泊の担当者と話すも、なぜか担当者がキレて本人と話をしているのに邪魔するな的な態度をしてきて、その態度に「助けてあげようとしている人にその態度はなんだ!」とまたばあちゃんが入ってきて騒ぎ出すカオス。
どうにもならず、ボクは片言の英語しか話せないので、英語の話せるボクの優秀な部下を緊急招集。
で、その優秀な部下に状況を伝えて、あーだこーだと説明してもらって、民泊のシステムを伝えて、パスポートの写真やら、顔写真の登録をして、無事にチェックインできました。
中国人もものすごく喜んでくれて、おばあちゃんも人助けをしたことにご満悦。
なるほど、民泊の仕組みってこうなっているんだ、というのがよくわかりました。
ということで、学びです。
ここでの学びは、ふたつ。
ひとつは、困っている外国人にはやさしくしよう!ということ。
せっかく日本に遊びにきたのに、ちょっとした誤解で気分悪くして帰ったらどうでしょう?
母国で「日本人は最悪で、そんな日本人のいる日本には二度と行かない!」なんてことにもなりかねません。
今回は、その中国人親子にものすごく感謝されたので、きっと「日本人はとてもやさしい人ばかりで、良い国だ!」となるでしょう。
もし困った外国人がいたら、片言の英語で良いので声をかけて、通りすがりの英語を話せる人へとリレーションしましょう。
話しやすいオーラを出す。
もうひとつは、”話しかけやすいオーラ”とても重要だということ。
人によって、”話かけやすいオーラ”ってありますよね。
なんか、この人、良い人そうだな~と感じる何かです。
最近でこそ、自撮りが主流になっていますが、ちょっと前までは観光地で「すみません、シャッター押してもらえますか?」と声をかけるのが当たり前の頃、ボクは声をかけられる回数で自分の”話しかけやすいオーラ”を測っていました。
これ、営業では結構重要なことで、眉間にシワを寄せていては話しかけづらいですよね。
何となく、この人にお願いすれば何とかなりそうと感じてもらうためには、常に上機嫌でニコニコしている必要があります。
なので、ボクは昨日も街中を歩いているときは、スマホなど触らずに、胸を張って背筋を伸ばして笑顔がこぼれそうな表情で歩いていました。
それを見たおばあちゃんは、「この人なら」と思って声をかけてくれたわけです。
おばあちゃん近所に住んでいるらしく、は今回の件で仲良くなったので、今度ごはんを食べさせてくれるそうです。
話しやすいオーラを発すると、お得なことがモリモリですね。
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