商売センスを身に着ける方法。

投稿者: | 2019年7月24日

商売センスを身に着ける方法。

ビジネスセンス,商売センス

ビジネスをするには、商売のセンスが必要です。

ボクも日々「ああ、商売のセンスがあったらどんなに良いだろう」と思っています。

そのセンスを身に着けるために、どんなことを意識したら良いでしょう?

レストランのガタガタするイス。

とあるレストランに入った時の事。

座った席のイスがガタガタして、テーブルもちょっと不安定。

こうしたケースはよくありますよね。

いくら料理が美味しくても、こういうところに気が回っていないお店に、ボクはセンスを感じません。

料理の味付けや飾り付けに”センス”はあっても、それを食べる空間にまで意識がいっていないのかなぁと。

「この椅子に座ったことはありますか?」と思います。

正直、50席あって1席ずつ3秒でガタガタを確かめても、たったの3分ほどですから、大した時間ではありませんし。

自分たちの提供する料理やサービスを、実際にお客さまの立場に立って体験していないところに、センスは生まれません。

自分たちで体験したことあるの?

会社にいると、こうしたことはよく起こります。

自分たちの作ったサービスやプロダクトを、自分たちで使ったことがないにも関わらず、「あーだ、こーだ」言うんですね。

例えば、30代女性向けのアプリが思うようにダウンロードが増えないから施策を考えるとします。

そこに、中年のオジサンが会議室で考えても、ナイスなアイデアが思いつくハズもなく、おかしな議論が”活発”に展開されてしまいます。

そのオジサンの多くは、アプリを使ったこともなければ、アプリのダウンロードの方法すらわからない。

だから、ダウンロード方法の動画が無いからダウンロード数が増えないんだ、みたいなことになってしまう。

確かに、狙っている対象によってはそうかもしれませんが、自分たちで使ったこともないのにそんな発言をすること自体が、センスの欠片も感じません。

自分で体験することからセンスは生まれる。

結局のところ、センスを身に着けるには、「あーだ、こーだ」言う前に、そもそも自分たちの提供しているサービスを、実際に体験をしないと始まらないってことです。

商売のセンスを身に着けるには、本を読んだり、セミナーに参加することではなく、自分で体験することから始まります。

体験してみて、まずは、ここは良いな、ここはダメだなという風に、感じることが大切です。

そこから、マイナス部分は最低限のラインまで改善し、プラスの部分はどんどん伸ばす。

そういう積み重ねをしていくうちに、自分では実感が持てないかもしれませんが、周りから「センスあるね」と言われるようになるのではないかと思います。

センスは、一日にしてならず。

体験無くして、センス無し。

センスを身に着けていきたいものです。

 

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