商売センスを身に着ける方法。
ビジネスをするには、商売のセンスが必要です。
ボクも日々「ああ、商売のセンスがあったらどんなに良いだろう」と思っています。
そのセンスを身に着けるために、どんなことを意識したら良いでしょう?
レストランのガタガタするイス。
とあるレストランに入った時の事。
座った席のイスがガタガタして、テーブルもちょっと不安定。
こうしたケースはよくありますよね。
いくら料理が美味しくても、こういうところに気が回っていないお店に、ボクはセンスを感じません。
料理の味付けや飾り付けに”センス”はあっても、それを食べる空間にまで意識がいっていないのかなぁと。
「この椅子に座ったことはありますか?」と思います。
正直、50席あって1席ずつ3秒でガタガタを確かめても、たったの3分ほどですから、大した時間ではありませんし。
自分たちの提供する料理やサービスを、実際にお客さまの立場に立って体験していないところに、センスは生まれません。
自分たちで体験したことあるの?
会社にいると、こうしたことはよく起こります。
自分たちの作ったサービスやプロダクトを、自分たちで使ったことがないにも関わらず、「あーだ、こーだ」言うんですね。
例えば、30代女性向けのアプリが思うようにダウンロードが増えないから施策を考えるとします。
そこに、中年のオジサンが会議室で考えても、ナイスなアイデアが思いつくハズもなく、おかしな議論が”活発”に展開されてしまいます。
そのオジサンの多くは、アプリを使ったこともなければ、アプリのダウンロードの方法すらわからない。
だから、ダウンロード方法の動画が無いからダウンロード数が増えないんだ、みたいなことになってしまう。
確かに、狙っている対象によってはそうかもしれませんが、自分たちで使ったこともないのにそんな発言をすること自体が、センスの欠片も感じません。
自分で体験することからセンスは生まれる。
結局のところ、センスを身に着けるには、「あーだ、こーだ」言う前に、そもそも自分たちの提供しているサービスを、実際に体験をしないと始まらないってことです。
商売のセンスを身に着けるには、本を読んだり、セミナーに参加することではなく、自分で体験することから始まります。
体験してみて、まずは、ここは良いな、ここはダメだなという風に、感じることが大切です。
そこから、マイナス部分は最低限のラインまで改善し、プラスの部分はどんどん伸ばす。
そういう積み重ねをしていくうちに、自分では実感が持てないかもしれませんが、周りから「センスあるね」と言われるようになるのではないかと思います。
センスは、一日にしてならず。
体験無くして、センス無し。
センスを身に着けていきたいものです。
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