デキる人とデキない人の差は、どこにゴールを置くかで決まる。

投稿者: | 2019年7月23日

デキる人とデキない人の差は、どこにゴールを置くかで決まる。

ゴールの置き方,デキる人とデキない人の差

小学生の頃、定番中の定番の言葉「遠足は、家に帰るまでが遠足です。」と言われてましたね。

オトナの場合「それ、どこをゴールとするか?」によって、デキる人とデキない人の差が生まれると思います。

次の準備までが宿題。

子供たちには、「宿題は、片付けて、次の準備をするまでが宿題だ!」と言っています。

計算問題や漢字練習の”宿題”をやるのは、当たり前です。

(その当たり前をできなかったボクは、ザンネンな子供でしたが。。)

で、ウチの子供たちは、その”宿題”を終えて「あー終わった~!」と、ノートやえんぴつをそのままに、すぐに席を離れてしまいます。

そんなとき、自分を棚に上げて「宿題は、片付けて、次の準備をするまでが”宿題”だ!」と伝えるわけです。

仕事完了の設定の違い。

仕事でも、同じようなことがあります。

その日のタスクを終えて「あ~、終わった~」とするか。

それとも、その日のタスクを終えて、振り返りやまとめをして、次の日の準備をするまでをやって完了と考えるか。

以前、お世話になっているコンサルの人から、こんな話を聞きました。

夏の暑い日、営業を終えて戻ってきてデスクについたとき。

そのコンサルさんは「いや~暑かった~」とペットボトルを買いに席を立ち、グビグビと飲み干してから「さて、仕事をするか」と取り掛かろうとしたら、同期のコンサルは、戻って来るや否や、パソコンを開きパカパカとメールを打ってから、「ふ~」とペットボトルを買いに行ったのを見て、「ああ、これが大きな差につながるんだなぁ」と心を入れ替えたそう。

つまり、外回りの営業の終わりを『席につくまで』とするか、『お礼のメールを打って、次の提案を提示するまで』とするかで異なっていることに気が付いたそうです。

微差の積み重ねが差を生む。

そのタスクが終わるまでをゴールとするか、次の準備をするところまでをゴールとするか。

たったそれだけのことかもしれませんが、この意識の差は、ものすごく大きな差を生みます。

タスク自体の完了から、振り返り、次の準備までを、そのタスクの”完了”とする。

まずは、寝る前に次の日に着ていく服や靴を準備しておく、前日にタスクをすべて整理しておく、そういうところから始めてみようと思います。

 

 

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