MA導入の相談を受けてダイエットグッズを衝動買いした自分を思い出した。
とある会社さんから、個人的にMA導入のお手伝いの相談があり、話を聞いてきました。
営業の効率化。
今回の相談内容は、MA(マーケティングオートメーション)を導入したいんだけど、環境を整えてほしいというもの。
聞くと、現在は気合い根性で営業マンが足で稼ぐスタイルを取っているけど厳しい状況なので、MAを導入して営業を効率化したいとのこと。
なるほど、ものすごくよくわかります。
ボクが、そういった環境の真っ只中で営業していたので。。
まあ、見方によっては、そうしたスタイルも有効だと思いますが、なかなか厳しいですよね。
MAの導入の手順を踏むと。
で、早速、MA(マーケティグオートメーション)の導入について一緒に考えてみました。
考える手順としては、こういう感じです。
まず、予算や状態の確認。
そこから、現状の確認。
対象とする顧客の確認。
対象としている顧客の困り事の確認。
予算の因数分解。
因数分解に使う要素の確認。
今わかっている集客から成約までの流れの確認。
P/Lの確認。
そう、こうしてみると、MA(マーケティングオートメーション)の自体の話は無いんです。
上流の整理をすると。
この手順で確認していくと、今まで見えていなかったこと、気が付いていなかったことが整理できます。
そして、「あれ?MA(マーケティングオートメーション)より先に、他のことにお金を使った方がいいんじゃね?」みたいな話にもなります。
実は、全体のマーケティング戦略を考えずにMA(マーケティグオートメーション)をいきなり導入するというのは、ダイエットグッズを衝動買いするようなものです。
ボクも、ついショップチャンネルみたいなものにつられて、買ってしまったことがありました。。。
痩せるための衝動買いするのも、見方によってはダイエットのきっかけとしては良いですが、少し立ち止まって、自分の課題を整理してからの方が良いですよね。
もしかしたら、ダイエットグッズを購入して投下するお金や時間を考えたら、食事改善に注力した方が良いかもしれませんし。
MA(マーケティングオートメーション)も同じで、それを導入したから問題が解決するわけではない場合が多くて、それよりももっと上流のマーケティング戦略や営業戦略的なところを整理する必要があるよね~ってことに気が付くわけです。
MA(マーケティングオートメーション)の会社からすると不都合なことになりますけどね。。
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