筋肉痛が嫌で体を鍛えたくないと言う甘さ。
何かを変えることは、パワーのいることです。
特に、ビジネスにおいては、なかなかシンドいものがあります。
衰退をむかえる事業。
花形の事業でも、必ず衰退を迎えます。
衰退させないように時代に合わせていく必要がありますが、そこには変化が伴います。
その変化を起こすときに、変化をしたくない、するのが嫌だ、今までのままがいい、という人がいます。
もちろんその事業のおかげで今があるということは理解できますが、時代は変わっていて、今までと同じやり方では通用しなくなっていることから目を背けてしまうんですね。
そして、それがジワジワと自分たちの首を締めることになるという認識を持っていません。
現場の考え方も理解できる。
自分が現場で営業をしていたとき。
自分のチームの数字をつくることが最優先でした。
なので、「こんな施策をやれ!」と言われても、判断基準は自分たちの数字につながるか否かで、つながらないと思えばやりません。
その視点は”短期”で、とにかく今月の数字、今期の数字を整えることでいっぱいいっぱいでした。
その中で、今までと違う”変化”を求められると、「いやいや、こっちはこっちで眼の前の数字もあるし、お客様のこともあるし、一朝一夕にはできないよ。」と思い、これが本音のところです。
なので、先に書いた「変化をしたくない、するのが嫌だ、今までのままがいい、という人」の気持ちも理解できます。
マーケティングの視点で事業の変化を求める立場でモノゴトの考えつつ、現場の考え方も理解できるので、アクセルとブレーキを両方踏んでいるような、そんな感覚です。
筋肉痛になるのが嫌だと言っても。
これからのマーケティングは、デジタルが欠かせなくなり、今までの考えでは通用しません。
考え方を変えて、変化をしなければ、生き残ることはできないでしょう。
変化をしないのは、筋肉痛になるのが嫌だから、体を鍛えるのはムリと言っているようなものです。
現場の立場での考えも、ものすごくよく理解できますが、それを理解しつつ良い方向へ進めることが自分の役割なんだと思う今日この頃です。
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