RPAのメリットは「ちゃんと」を整理できること。

投稿者: | 2019年7月12日

RPAのメリットは「ちゃんと」を整理できること。

RPA,ロボティクス・プロセス・オートメーション,業務効率化

働き方改革の一環で、RPA(ロボティクス・プロセス・オートメーション)を試しに使おうとしています。

RPA(ロボティクス・プロセス・オートメーション)とは、ザックリ言うと、パソコンでやっている作業を自動化できちゃう仕組みです。

例えば、誰かからのメールに添付された資料をもとに、ソフトを開いて、確認をして、フォーマットに沿って数字の報告書を作成するなんていう仕事は、すべてパソコンで完結する作業なので、自動化できてしまうんです。

自動化できると、余剰の時間が生まれて、生産性の高い仕事に振り向けられます。

そのRPAを導入するにあたって感じたメリットを3つほど。

タスクを洗い出さざるを得ない。

RPAを組むには、タスクをすべて洗い出さなければなりません。

「RPAを組むからやるというから、タスクを洗い出す」というのもちょっとおかしな気もします。

が、現実問題として、こうした機会がないと普段のタスクを改めて見直すことは少ないんですね。

自分は、日次、週次、月次、四半期、半期、年次でどういったルーティンワークを回していて、それらのタスクはどんなものがあるのか。

普段、特に障害なく業務が回っていれば、わざわざやり方を変えようとか、タスクを洗い出そうといったことは余計な手間になるので、やらないんですね。

なので、RPAを組むことで、タスクを洗い出して見直す機会をつくる大切だと改めて思えたことは、大きなメリットです。

順序を明確にせざるを得ない。

タスクを洗い出したあと、次にやることは、順序の整理整頓です。

ひとつの業務の始点と終点を明確にして、そのプロセスにおいての順序を明確にします。

意外と、順序がバラバラで、手戻りが起こっている業務ってあるんですよね。

やっている本人は気が付きにくいものですが。

ツールを使って、フローを図にして、みんなで眺めることで、最適な順序を見つけることができます。

B型体育会系のボクには、こうしたことを改めて見直すことができたことは大きなメリットです。

そもそもその業務が必要かを考えざるを得ない。

最後のメリットは、業務自体を破棄できること。

RPAを組むにも時間やお金がかかりますから、すべてをいっぺんにRPA化できません。

そうすると、RPA化する優先順位をつけるわけですが、そのときに「あれ?これって、やらなくてもいいんじゃない?」といった業務を見つけられます。

何かの名残や今までの惰性でやっている業務を見つけることができて、「やらなくていい」という判断ができます。

時代も変わり、戦略も変わり、業務自体も変わっているので、こうした廃棄はものすごく重要なこと。

そうした機会をもたらしてくれることは、とても大きなメリットです。

いずれにせよ、今まで”自分にしかできない大切な仕事”だと思っていたことが、実はロボットに置き換えられる時代。

これからは、ロボットに使われるか、ロボットを使うか、どちらになるかはとても重要な考え方だと思います。

 

 

 

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