勉強法のキホン(尾崎智史氏著)に学ぶビジネスマンの心得。
何年か前にツマノミクスの会(ツマノミクとは?)でご一緒した尾崎さんが『勉強法のキホン』というタイトルの本を出版されたとのことで、早速購入!、、、するも安定の積読。。。申し訳ないです。
で、申し訳ない気持ちを持ちつつ読み進めたところ、改めて気づかされたことが満載でした。
対象は資格試験の受験生。
著者の尾崎氏は、大学在学中に公認会計士試験に合格され、大手資格予備校の講師も務め、公認会計士登録もされていて、フルマラソンはもちろん、トライアスロンもされていて、ブログも毎日更新されていらっしゃるスゴイお方。
今となっては、ツマノミクスの会でご一緒したことがとても光栄なことだと気が付かされました。
その尾崎氏の『勉強法のキホン』は、タイトルからは資格試験の受験生向けだと推測されます。
が、『勉強』を『仕事』に置き換えて読んでみると、あらまあ、心に刺さる言葉ばかりでした。
ということで、心に残って仕事に役立つ言葉を3つほどピックアップ。
量が足りないか、方向を間違えているか。
ひとつめは、これ。
成績が伸びない原因には大きく2つあると思います。
一つは、勉強時間が圧倒的に足りていないこと。もう一つは、勉強する方向が誤っていること。
これに関しては、理解しやすいイメージ図が掲載されています。
なるほど、これはビジネスでも同じです。
ビジネスで成果を残すには、一握りの天才を除いて、圧倒的な量をこなすことが必要です。
最短距離で成果を出したい気持ちもわかりますが、圧倒的な量をこなすから質が高まり、成果が出やすくなるのです。
また、その頑張りの方向を確かめる必要があり、そのためには俯瞰するチカラや周りのフィードバックが必要です。
それを直線ではなく、クネクネと進みながら、最終的にゴールにたどり着くイメージ図は、とても参考になります。
受験勉強にウルトラCはない。
ふたつめは、これ。
受験勉強にウルトラCは存在しません!!
うん、とてもよくわかります。
言うまでもなく、仕事でもウルトラCは存在しません。
瞬間風速的にうまくいくことはあっても、継続的に成果を出すにはウルトラCは存在しないのです。
「サルでもできる●●」「誰でも簡単に成果が出せる●●」なんてものは、絶対に上手くいきません。
そんなものがあったら、世の中の人すべてが成功します。
当たり前のことだけに、改めて言葉を目にすると、気が引き締まります。
因→縁→果。
三つめは、これ。
因→縁→果
結果には必ず原因があります。しかし、原因をあったら必ずその結果になるわけではないのです。
~中略~
厳しいですが、やれば必ず結果が出ると言えないのが、資格試験です。ただ、因のないところには縁も果もやってこないのは間違いありませんから、合格のための因作りに励んでいただきたいのです。
そうですよね、仰る通り。
自分で手も動かすこともせずに、「それやれば、上手くいくんですか?」みたいに言う人がいます(自分も恥ずかしながらそのタイプ)。
やってら上手くいくかもしれないし、上手くいかないかもしれない。
そんなのは、当たり前のことですよね。
そんなこと言う暇があったら、自ら縁や果を生み出すための因をつくるために動け!ってことです。
・・・はい、心して日々仕事に励みます。
ということで、自分自身とても刺さる部分が多かったので、息子にも薦めてみます。
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