ホンダレンタカーさんのキーワード選びに学ぶ。
昨日に引き続き、コンテンツマーケティングについて。
「WEB・デジタルマーケティングは、キーワードマーケティングだ！」といつもお世話になっているコンサルさんに言われています。
つまりは、コンテンツマーケティングは、WEB・デジタルマーケティングに含まれるので「コンテンツマーケティングは、キーワードマーケティング。」ということです。
キーワード選びこそが、WEB・デジタルマーケティングの要諦です。
では、そのキーワードを考える上でのポイントは何でしょう？
ホンダレンタカーのキーワード戦略。
先日、パスカルを提供する会社の社長さんにおもしろいお話がとても参考になりましたので、ご紹介。
みなさんは、北海道にあるホンダレンタカーってご存知ですか？
北海道にはたくさんのレンタカー屋さんがひしめいていますが、その中のひとつで札幌にあるレンタカー屋さんです。
で、一般のユーザーがWEBでレンタカー屋さんを探すときは、どんなキーワードで探すと思いますか？
多くの場合「北海道 レンタカー」「札幌 レンタカー」などで探すことが多いと考えます。
しかし、当然、どのレンタカー屋さんもWEBマーケティングを掛けていますので、こういったキーワードはなかなかのレッドオーシャンなわけです。
ということで、ホンダレンタカーさんは考えたわけです。
自分たちのサービスはレンタカーで、レンタカーの役割は、整備の行き届いた車で快適な移動時間を提供することで、移動の道程の情報を事前に知ることができて、、、「レンタカー選びの前に、ユーザーが旅行行程の計画を立てるときに必要な移動の道程の情報を提供してみよう！」と考えたそうです。
そこで考えたキーワードが『札幌 函館 距離』だったそうです。
予約数が倍増したキーワード。
ホンダレンタカーさんは、『札幌 函館 距離』で検索すると１位に表示されます。
さらには、このキーワードでは、Googleも広告は必要ないよね～と判断して広告を出しません。
なので、クリックされる率が格段に高まるわけです。
さらに、コンテンツの内容もとてもわかりやすく、ユーザーが知りたい情報がしっかりと掲載され、title、description、hタグもキチンと整えられています。
とても参考になります。
ちなみに、このキーワードでの流入が増えて、今までの倍以上の予約数が入っているとのことです。
自分たちの軸になるキーワードの周りのキーワード。
キーワード選びは、自分たちの商品やサービスの周りの言葉を組み合わせて、そこからユーザーが欲しい情報を提供することが大事ってことですね。
言うが易しですが、これは日々考えていないとできることではありません。
ユーザーが何を求めているか？
その自己実現のカタチは何なのか？
それを実現したり、課題解決をする上で、自分たちの提供できるサービスや商品、情報は何なのか？
それをどうやって、わかりやすく、ユーザーが認識できるようにどうやって編集すればいいのか？
そこで使うキーワード（言葉）は何なのか？
それを常に考えることが、コンテンツマーケティングで価値を提供できるようになるコツだと思います。
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