営業育ちのマーケターである強み。

投稿者: | 2019年6月28日

営業育ちのマーケターである強み。

営業育ちマーケター

マーケターと呼ばれる人には、いろんなバックグラウンドがあります。

企画育ちのマーケター、EC運営育ちのマーケター、商品開発育ちのマーケターなどなど。

同じマーケターでも、それぞれに強みとする部分が異なります。

ちなみに、ボクは営業育ちのマーケターです。

その營業育ちのおかげで、意識が向くポイントはなんでしょう?

営業とマーケ双方の話を理解する。

一番は、やはり営業現場を知っていること。

マーケティングの領域では往々にして、”べき論”や”テクノロジーやツールありき”でモノゴトを進める傾向があります。

ただ、どんなに素晴らしいマーケティング施策でも、実行されなければ成果にはつながりません。

そのためには、現場の理解と協力が必須。

そこには”現場あるある”で、お互いに理解できない部分が存在します。

なので、ボク自身、その両方の部分を経験値を活かして話を理解し、橋渡しの姿勢を意識しています。

グレーゾーンをハンドリング。

その橋渡しをする際にポイントになるのが、グレーゾーンの扱いです。

現場には、現場の事情、グレーゾーンがあります。

白黒ハッキリできる部分もありますが、グレーゾーンがある場合が多いのも事実です。

とは言っても、昨今のマーケティングではシステムやデジタル領域が欠かせないので、現場とシステムの折り合いをつけなければ、マーケティング設計をすることはできません。

CRMやSFAを導入したは良いものの、多くの会社で定着しにくいのは、そこに理由があるんですね。

なので、ギリギリのところで、どこに線を引けばシステムにのせられるのか、運用にのせられるのか、最終的に最適なところに着地できるかの予測を立てる姿勢を意識しています。

上手くいかないのがデフォルト。

営業という仕事では、たくさんの変数があり、思い通りにいくことはありません。

もちろん、その変数をコントロールして思い通りに進められる人もいますが、ボクの場合は、思った通りにコトが進むことは稀で、いろんな意味で我慢することばかりでした。

なので、上手くいかないことがデフォルトになっています。

でも、マーケティングでは、データを数字でとらえて、机上だけで理屈を並べる傾向があります。

そして、上手くいかないと「上手くいかないのは、現場が悪いから」みたいな結論になることもあります。

ちょっとおかしな話ですよね。

机上の理屈でうまくいくことなんて、ありえません。

そのことを営業経験から肌感覚で理解している部分は、慌てず、あせらず、モノゴトを進められるのでとても役に立っています。

 

 

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