たくさんある【○○マーケティング】を集めてみた。
マーケティングをやっていると、よく【○○マーケティング】という言葉を耳にします。
自分の理解を深めるためにも【○○マーケティング】みたいな言葉にはどんなものがあって、その意味はどんなものなのかをまとめてみました。
マーケティングのいろいろ。
『マーケティング』がつく言葉の代表的なところから。
マーケティング1.0
供給よりも需要が上回り、製品志向で考えるもの。多くの人に宣伝して、安く大量生産して、ひたすらモノを売るイメージ。4P、モノ視点の考え方。
マーケティング2.0
作れば売れる時代が終わり、買い手にとってのニーズ、顧客志向で考えるもの。買い手中心なので、セグメントとか、ターゲティングとか、ポジショニングが大切。
マーケティング3.0
ニーズを満たすだけではなく、製品の裏側にある想いやストーリーの共感が重要になる人間志向の考え方。シェアされたり、3i(ブランドのイメージ、インテグリティ、アイデンティティ)で考えることが大切。
マーケティング4.0
自己実現をするのに共感できる企業から買うという考え方。
WEBマーケティング
広い意味で、ネットを使った集客。個は認識できないが、セグメントでアプローチすることは可能。
デジタルマーケティング
デジタルを使った顧客との関係性をつくること。個人的には、個を認識してデジタルでアプローチするマーケティングのこと。
コンテンツマーケティング
専門的な知識や課題解決のコンテンツ(コラム的なイメージ)を使って集客すること。
メールマーケティング
メールを使って顧客との関係性をつくること。
SNSマーケティング
SNSを使って、集客したり、関係性を深めること。
アウトバウンドマーケティング
こちらから積極的に電話したり、DMを送る手法。
インバウンドマーケティング
自分たちを見込み客に見つけてもらったり、購入や会員登録など自らアクションをしてもらう手法。
エリアマーケティング
地域に合わせて、適切なアプローチをする手法。
CRMマーケティング
顧客管理を一元化して、適切な手段でアプローチをする考え方。
アンバサダーマーケティング
ファンを増やして、リピートをしてもらったり、口コミで広げる手法。
ダイレクトマーケティング
お店や卸を介さずに消費者に直接販売する手法。
マスマーケティング
大多数の消費者(マス)に対してテレビや雑誌などを使ってアプローチする手法。
O2Oマーケティング
ネットとお店で相互送客する集客の手法。
インフルエンサーマーケティング
影響力の強い人から発信して集客をする手法。
・・・と、まだまだあるのでしょうが、一旦これくらいにして、、、なんだか、いろいろあるものですね。
言葉にマーケティグをつけると・・・。
こうしてみると、○○マーケティング的な言葉にも属性がありますね。
概念を指しているものであったり、集客の手法を指していたり、リピーターを増やす手法を言っていたり、口コミを広げる手法を表現していたり、ターゲットの
「マーケティングって言葉をつければ良いってもんじゃないよな~」とも思いますが、一方で、ボクだけかもしれませんが、マーケティングって言葉をつけると、それらしく聞こえるから不思議です。
会社員マーケティング、ラーメンマーケティング、歯磨きマーケティング、スマホマーケティング、おじさんマーケティング、オフィスマーケティング、主婦マーケティング、、、うんうん、それらしく聞こえますので、自分の扱う商品やサービスに『マーケティング』をつけてみると、おもしろいし、何か発見があるかもしれません。
いろんな〇〇マーケティング。
で、「○○マーケティング」と聞くと、何やらものすごいことができそうな気がする人も多いかもしれません。
ただ、それに飛びつかないようにした方がが良いらしいよ!」といわれて、「ジャケ買い」のように「名前買い」で飛びつくことは気をつけましょう。
もちろん、中にはバチっとはまるものもあるかもしれませんし、抽象化して具体に落とすために参考にするのは良いと思います。
ただ、そもそもマーケティングというのは売れる仕組みをつくることであり、そのための手段は無数にあり、その無数の中からどれを優先させるかは自分たちの在り方や状況によるものなので、ある程度足元を固めておかないと、あっちへフラフラ、こっちへフラフラしてしまう可能性が高くなります。
耳障り良い「〇〇マーケティング」という言葉には、気をつけましょう。
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