コンサルタントやコーチがつくるべきは、良質なコンテンツより動きたくなる環境づくり。
昨日は、とある勉強会で知り合ったコンサルタントやコーチの方々と食事会。
その中のお一人は、その勉強会以来、数年振りにお会いしました。
相手が動いてくれないと。
で、そんなみなさんとお話していて、「なるほど~」、「うんうん、そうだよね」と改めて勉強になることが山盛り。
その中でも、マーケティング的な視点で興味をそそられた話。
それは、「どんなに良いコンテンツを作っても、相手が動いてくれないと意味がないよね。」ということ。
この類の話は、本で読んだり、セミナーで聞いたりしたことはありますが、みなさま最前線の現場での生々しいお話なので、スッと腹落ちする感覚を持てて、内容の重みが違います。
ボクにとっては、大好物なお話でした。
良いコンテンツより相手が動きたくなる環境作り。
一緒にいた方々は、コンサルタントやコーチ。
相手が成果を出すことを支援することが仕事です。
相手が成果を出すためには、アクションが必要です。
つまり、相手がアクションをしなければ絶対に成果は出ません。
そして、相手がアクションをするために、より良いコンテンツをつくりたくなります。
しかし、極端な話、こちらから何も提供しなくても、相手が自分で勝手に動いて成果が出れば、コンサルタントやコーチとしては一流なわけです。
ということは、良いコンテンツをつくるよりも、相手が動きたくなる環境の設定が重要なんですね。
相手が動きたくなってアクションをすれば、それに伴って相手の望む成果も出て、価値を感じてくれます。
価値を感じてくれたら、他の人にも紹介してくれて集客にもつながるので、良いスパイラルに乗れるわけです。
相手が価値と感じることが本当の価値。
これは、コンサルタントやコーチに限った話ではありません。
商品やサービスでも、作り手の視点ではダメだよってことです。
つい、自分で満足のいく良い商品をつくりたくなります。
確かに、こだわりは重要ですが、相手にとっての価値は、自分の満足のいく商品やサービスとイコールではありません。
相手にとっての価値は何なのか?
それが、自分たちが提供する価値であるべきなんですね。
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